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ホリエモン獄中記のマンガ版が何か人とのしての悟りを開いているようでした

刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】 Kindle版

原作 堀江貴文 (著), 漫画 西アズナブル (著)

ホリエモンの獄中記の漫画版です。
1年9ヶ月の刑務所生活についてコミカルに面白く描かれています。
刑務所の中でホリエモンは何を考え、何をしてきたのかが詳しく書かれていました。
その中でも特に気になった言葉をご紹介していきます。

我慢・・・我慢だ・・・

これは刑務所内で理不尽なことをに出会った際にずっと耐えていた様子です。
シャバでは言い返せれば済むことでも獄中の世界では言い合いになどなったら大変です。
色々と忍耐力と理不尽に耐えることを学んだと書かれていました。

湯船にゆっくり浸れることがこんなに嬉しいなんて!!

漫画の中で沢山の日常のありきたりなことにありがたみを感じています。
生きるとはどういうことかを考えさせてくれる言葉です。
温かいお湯に浸かり、美味しいものを食べ、しっかりと暖かい布団で寝る、こういった当たり前に幸せや喜びを実感できることを学ぶというのは人間にとっては大事なことでしょう。

 

刑務所で先のことを考えてはならない
過去を振り返れば意外に時間は経っていて気持ちが楽になる

非常に深い言葉だと思います。
決してこれは刑務所での話だけではなく、シャバの世界でもいえるのではないでしょうか。
前を向いてばかりいるのも時として疲れます。
過去を振り返るというのは言い換えれば反省・内省。
一見ネガティブなことのように思いますが、これは人として成長するには欠かせないことです。それは忙しい状況ではなかなかできません。
時間をとり自分と向き合える静かな場所である必要があります。

 

もみあげを自分で剃ったことがない

これには少し驚きましたが、ホリエモンが刑務所の中で色々と人生経験を積んでいるのが垣間見れます。
今までには社長という立場であり絶対にやらないような便所掃除なども経験したそうです。
自分がやったことのないことを経験することでまた新たな考えが生まれるのだと思います。

 

21時消灯6:40まで10時間睡眠

この長い時間の中でホリエモンは何を考えたのでしょうか。
本書には寝られないと書いてありましたがこれはリアルに驚きました。
こんなに寝るのですね。

 

何年ぶりだろう…?酒抜きで花見なんて…
うまいなあ…どらやき…

この言葉にも非常に深いものを感じます。
本書ではコミカルに集会の時のお菓子屋飲み物やイベント時の食べ物のことを非常に強調して書かれています。これはもちろん事実であるのでしょうし、非常に感慨深いものです。

あと集会で出るお菓子と炭酸‼特に炭酸サイコーッ‼

アイスやチューペットを非常に美味しそうに食べる姿が描かれています。
塩っけの多いものやこういったお菓子が非常に楽しみになっていたそうです。
お菓子というのは人が健やかに生きていく上では欠かせないものなのだと実感しました。

世の中捨てたもんじゃないな…

これはチューペットをとっておいてくれた警察の方に思ったことだそうです。
かつて大きな会社を動かしていた人間が、一本のチューペットに世の中捨てたものじゃないと思えるくらいになるというのは相当な価値観の変化があったのだと思います。

例え刑務所の中だろうと人間は学ぶことができる…

これは正直一番ぐっとくる言葉です。
特にホリエモンという立場がこの言葉を話すことに非常に意味があると思います。
どんなどん底にもそこには成長の種があるということをこの言葉が教えてくれます。

実感があることといえば…雪見風呂が贅沢だなということくらいだな…

何気ない日常の中の自然の風景に贅沢を感じることができる人って何かを悟った人だと思います。色々と辛いことだったり、人生経験を積んできて、初めてそういうものに感動するんですよね。

 

簡単でしょ。自由なんだから。

マネージャーが訪問して来た際に飛行機の免許の話で冗談で突っ込んだ一言です。
この感覚ってなるほどって思います。
そうですよね、言ってみればシャバに生きている人はある意味自由であるわけです。
究極な考えですが・・・。
簡単かどうかは別にして可能性はある。
これは深い言葉だと思いますね。

小さなことに喜べる人間であろう

運動した後の制汗剤とベビーパウダーを手にしたときにの喜びについて描かれていたのを見て、当たり前のものがないこと、当たり前だと思う物があることこの二つについて非常に考えさせられました。
やはり日常では物が揃っているとなかなかそういう喜びというのは実感がないものですが、本当は気づいていないだけで物凄くありがたいことなのです。
そういうことをこの本からは学びました。
一本のアイスバーに(小さなこと)に喜べる人間でありたいと思います。それって素敵なことです。それこそが現代社会に必要なことなのではないでしょうか。







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。