27歳の時に世界一周旅行を経験
27歳の時に世界一周旅行を経験しています。
転職のタイミングを利用して、一時仕事を止めて、期限は一年間と決め西回りで日本から世界を一周(約30ヵ国)を行いました。(実際には366日間でした)
世界一周に出た理由
なぜ世界を廻ろうと思ったかと言えば、
- 高橋歩の著書に影響を受けた(これ多分色んな方も同じだと思います)
- 人生のリセット・棚卸しがしたかった
- 次に進む分野を決める旅にしたかった
- 大学生時代に行けなかったので
- 単純に日本以外の国(海外)に1年以上出でみたかった
- 職業を固める前に色々と世界を見ておきたかった
など結構色々な理由があります。
大きなところでは、学生時代から長期でバックパッカーの世界旅行がしたいと考えていたことが大きいです。企業人になってからは仕事漬けの日々を送っておりましたが、転職の機会を利用して実施致しました。
個人的には単純に楽しむための旅行をするというよりは、次のキャリアや仕事に繋げたいという自己投資認識が強いものでした。
世界一周のルート
テーマは「世界一周」で、コンセプトは「一度も帰国せず全ての子午線を通過して元の場所に戻る」です。
以下MAPが実際に一年間で辿ったルートです。
アジアからスタートし、中東、西ヨーロッパを巡り、アメリカに入り、コロンビアから南米をバスで南下移動し、最後はサンパウロからロス経由で帰国というルートでした。
滞在した国は約30カ国ですが最短では1日の国や、最長で2ヶ月の国もあるので一概には言えません。
世界一周で得られたもの
得られたこととしては、
- 今まで未知であったことの多くのことが既知に変化したことで、海外の方々と話したり、テレビや雑誌などで流される情報に自分のこととして捉えられるようになった。それまでは他人事のように聞き流していた国際情勢でも一度経験していると自分のフィルターに入ってきた。
- 日本に(日本人であることに)対しての誇りとアイデンティティ(日本人としての帰属意識)という部分を感じることができたのはが大きかった。これはどういうことかというと、日本では「~会社の~さん」ですが、海外では「Japaneseの~さん」と呼ばれることになり、自己認識が変わる=結果、ナショナリティを感じることにつながった。外国人から日本のことを褒められると自分には関係ないことでも、自分事のように嬉しく感じた。
- 自国と比較した際にどうかという部分を考えるようになった。良いと思う点もあれば、勿論そうでない部分も。
- 相対的に見て、日本のサービス(ホスピタリティ)・モノ、医療、衛生、治安、仕事に対する意識レベルは改めて凄いという事実に気づいたこと。(世界トップレベル)※これは頭では理解できていても、実際に海外に出なければ体感できなかったことだった。
世界一周で生まれた次のミッション
上記のようなことが得られましたが、そこで自問自答します。
ではこれから若い我々の世代は日本のために今後何ができるだろうか?ということでした。
その前提があって、じゃあ自分は何をしていかなければいけないだろうかと思った時に、世界が素晴らしいと思い続けてくれる「世界の日本」をずっとこれからも繋いでいくことではないだろうかという結論に達しました。
引っ張るとか牽引なんて言葉は恐れ多いですが、気持ちとしてはそのくらいであっても良いのかもしれません。
日本の良いところをもっと海外に、逆に海外の良いものをもっと日本へ、帰国後はそんなブリッジ的な役割を企業人として果たしていこうというミッションを持ちました。海外と日本を繋ぐより大きな事業スキームの中で貢献したいと思いました。
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