【保存版】ボクシングのインファイターとはどんなボクサーか徹底解説!アウトボクサーとの違いなど

インファイターとは?

インファイターとは、インファイト(In Fight)スタイルで戦うボクシング戦術です。
インファイトに関してはWikipediaに詳細に記載してあります。(参考:「インファイト」Wikipedia

※対義語はアウトボクシング(Out Boxing) アウトファイターとは呼びません。
ファイターといえばインファイトを意味することが多く、ボクサータイプといえばアウトボクサーを意味することが多いです。
インファイターを知る上でいくつかのポイントがあります。

  • ショートパンチ主体の戦法スタイル
  • リスクがある戦法スタイル
  • 手数が求められる戦法スタイル
  • 身長やリーチが短い反面筋骨が大きい選手に向いている
  • 観客を魅了する熱いスタイルである

ショートパンチ主体の戦法スタイル

基本的なファイトスタイルとしては、前に出続け、相手と接近したところでフックやアッパーといったショートパンチを攻撃の主体に置くスタイルになります。
相手と密着もしくは、近づいた距離からの攻撃パターンが多いため、ストレート系の長い攻撃よりは、このようなショートパンチ主体となるのは必然だと言えます。
そのため、インファイターのノックアウトシーンで見られる多くは、ボディブローや左フックや右フックなどがKOパンチとして多い印象です。

リスクのある戦法スタイル

インファイトは相手に接近するため、被弾を受けるリスクもあります。
相手が上手なアウトボクサーである場合、まず自分のパンチが届く位置に移動する間に打たれるリスクもあります。
そのため、高度な防御技術が求められます。
ブロッキング、パーリング、スリッピング、ダッキング、ウィービングなど、あらゆり防御技術が必要になります。
逆にこういった防御技術をものにすれば、接近していても打たせずに打つということが可能になります。

手数が求められる戦法スタイル

打ち合いになるような噛み合う相手なら良いですが相手がアウトボクサーの場合は、接近すること+攻撃すること二段階が攻撃の組み立てになる場合が多いです。
そうなると、接近した際にいかに多くの手数を打てるかという点が非常に重要になります。
それをボクシングでは「まとめる」と呼びますが、いかにパンチをまとめて集中連打できるかがインファイト成功の鍵になるでしょう。

身長やリーチが短い反面筋骨が大きい選手に向いている

インファイターには相対的にみて短身小柄で筋肉が発達した屈強な選手が多い傾向にあります。
豆タンク的な選手といえばいいでしょうか。(参照:豆タンク(マメタンク)とは – コトバンク)|

理由としては接近戦はそもそも攻撃を重視したスタイルであるため、パンチある選手には相性が良いです。
また、身長が低い選手の場合はインファトすれば、相手はやりずらく、長いパンチもあたりにくいポジションを生み出すことができるためです。
小柄な選手ほどインファイト技術を向上させることが必要です。
また、スタイルがスタイルなだけに打たれ強く、筋肉がでかく、屈強な選手に向いています。

観客を魅了する熱いスタイルである

インファイターの試合は打ち合いになることが多いため、観ていて観客が熱くなる試合が多いです。
アウトボクサー同士が1発を当てるために駆け引きをする試合よりも(それはそれで面白いですが)、インファイトで打ち合いになる試合の方が個人的には観ていて熱くなります。これは個人差によるので一概には言えません。

インファイターには長身短身色々なタイプがいる

さきほどインファイターは小柄でリーチが短くてというイメージがあるとお伝えしましたが、インファイトスタイル選手が全員そうかというと決してそんなことはありません。
インファイターの中には長身の選手も沢山おります

例えば、ディエゴ・コラレス、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアなどの選手はその階級では身長が高くリーチもあるのでアウトボクシングをした方が有利だという見方もあるでしょうが、接近してのボクシングを好みます。

インファイター の構え「クラウチングスタイル」

インファイターの構えは基本的に前傾姿勢で足のスタンスは広めのクラウチングスタイル(背中を丸めて前かがみになる)です。
なぜそのようにクラウチングスタイルをとるかといえば、当然ですが攻める攻撃スタイルのためです。
常にしつこく前に出続けなければならないため、打たれる面積は狭い方が良いわけです。
そうなるとアップライトで突っ立ったスタイルではなく、獲物を狙うように上体を低くして前かがみでじりじりと近づいていくような構えが理想的です。

ガードの高さなどは選手により異なる傾向はありますが、基本的には高くがっしりと構え、ブロッキング主体の防御で攻めていく選手が多いです。

※上記に対してアウトボクサーはアップライトスタイルで上体を立てた構えをとります。

インファイターの強みと弱み

インファイターの強み

インファイターの強みは沢山ありますが、以下です。

  • 接近戦(打ち合い)に強い
  • パンチがあるため一発で流れを変える

インファイターの強みは何と言っても接近戦で威力を発揮します。
打ち合いでのコンビネーションを得意にしていますので、打ち合いになればこちらのものです。

※ボクシングの世界では「噛み合う」と呼びます。
逆に離れて戦うアウトボクサーに対しては噛み合わない試合などと言ったりします。

また、インファイターはまたパンチがあるとされているため、一発で試合の流れを変えてしまうのも強みでしょう。

接近戦を制すればリングジェネラルシップ(リング上での主導権支配)を取ることができ判定では負けない試合にすることができます。

インファイターの弱み

逆にインファイターの弱みとは何でしょうか。

  • 完成されたアウトボクサーに弱い
  • ロングレンジでの戦いに弱い

弱みとしては距離を取られて足を使われるとなかなか自分の土俵では戦えないため不利となります。
技巧派のアウトボクサーに対しては近づくだけで精一杯なんていうこともあります。
その場合は一発も当てられずにコツコツと当てられて判定で負けるなんてこともあります。

インファイターは自分の距離である接近戦でなければパンチはあたりませんので、いかにそこまで距離を詰められるかを考えるべきなのです。

インファイターとアウトボクサーとの違いについて

インファイターとアウトボクサーは以下の点が異なります。

  • 距離や間合い
  • パンチの種類
  • フットワークの有無

インファイターとアウトボクサーの大きな違いは距離です。
間合いというものが異なります。

インファイターは相手に接近した状態で戦うので、どうしてもフックやアッパーといったショートパンチが多くなります
逆にアウトボクサー中間距離や遠い距離から長いストレートパンチを打ち込むのでそういった真っ直ぐのパンチが多くなる傾向があります。

また、インファイターの構えはどっしりしていて、フットワークをあまり使わない選手が多いです。
逆にアウトボクサーは足を使います。
後ろへ横へ闘牛士のようにバックステップでパンチを交わして隙きを見て打ち込むというスタイルをとります。

インファイターとアウトボクサーどちらが有利?どちらが強い?

どちらが有利か、どちらが強いかというのは、その選手によるところが多いので一概には言えません。

例えば、アウトボクサーがインファイターになったからといって勝てるようになるかといえばそう単純な話ではないです。
逆も然りです。

大事なのはインファイトをするにもアウトボクシングをするにも、自分に適性のあるスタイルを重視するというのがベストウェイです。
適性があれば、そのスタイルの技術も高くなるでしょうから、勝てる確率は上がります。

インファイターのまとめ

以上がインファイターとはどんなボクサーかになります。
ロングレンジで戦うアウトボクサーと比較すると、インファイターはショートレンジの至近距離で戦うボクサーです。
アウトボクサーと比較するとどういった特徴があるのかがよく理解できますね。

【保存版】ボクシング界の歴史に名を残した世界の有名最強インファイター6選

2018年8月21日






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ジュタカ

海外駐在員として、アジアで働いております。当ブログでは、「世界」をテーマに仕事や旅行情報を個人の体験談を交えながら発信しております。また、「タイ」と「ボクシング」が好きでこの分野の情報も多いです。

【趣味】ボクシング、旅行
【好きな国】タイ、香港・澳門

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