バックパッカーズバイブル: ~世界を旅する前に読んでおきたい52の話~ (ジュタカ出版) Kindle版

【保存版】ボクシング本おすすめ31選まとめ!教則・自伝・科学あらゆる観点からボクシングを学ぼう

目次

ボクシングの本って実際どうなの?

リチャードが山積みの本を前に読書に耽っている。
リチャード
パラパラパラパラ
ケヴィン
リチャード、何読んでいるんだい?
リチャード
ボクシング本さ!
ケヴィン
ボクシング本か、ボクシングって実践で学んでいくイメージしかないんだけど本で学べるのかい?
リチャード
もちろん!確かに知識として頭に入れた内容は実践で試したり使わなければ意味ないんだけど、まずは頭でイメージするっていうのは凄い大事なんだ。また、ボクシング本には有名な選手の書いた自伝も多いから読んでいるだけでモチベーションもあがるしね。練習に張り合いがでるってもんだ。
ケヴィン
なるほどな。私も最近ジムに通い始めたんだけど何かおすすめの本あるかい?
リチャード
OK!じゃあ今日はおすすめのボクシング本を紹介するよ。

ボクシングは実際には実践の場で学ぶのが基本
ただし、読書で本から学ぶという方法もあるんです。

大きくボクシング本をカテゴリ分けすると以下3つになります。

ボクシング本3つのカテゴリ
  1. 教則本(DVD付き):ボクシングのルールや動作や打ち方など→ボクシングを習いたい
  2. チャンピオンの書いた自伝本:選手の半生など→モチベーションを上げたいor読み物として
  3. 月刊雑誌:国内外の試合情報やコラムなど→もっとボクシング界を知りたい

目的によって読み分けるというのが良いかと思います。
例えば、ボクシングジムに通い始めた方であれば教則本を読みつつ、ジムで習いながら自分の中の「型」というのをつくっていけばいいです。
DVD付きのものも多いので視覚的にイメージすることが出来るのは最近販売されている教則本の良い点ですね。

ジムや指導者によっては教え方が若干違っていたりもするので、色々な考え方を学ぶというのは大事です。
まずは「基礎とはこういうものなんだ」というものを写真付きの教則本でイメージすることはとても大事なことです。

逆にある程度キャリアがあって日々の練習にモチベーションが下がっているなら、チャンピオンの書いた自伝などを読んでモチベーションを上げつつ練習の生産性を上げるといったやり方があります。

また、ボクシングマガジンのように月刊で売られているボクシング雑誌を定期的に購読するというのも非常に有益な情報収集のやり方です。国内外の試合情報やチャンピオンのコラムや練習方法などが載っているので、モチベーションを上げつつ、テクニカルやフィジカルについても学べます。

読むだけになってはいけない

やはり基本ボクシングは実践の場で学ぶのが基本です。
だからこそ本で学んだことはぜひジムで試してみてください。

モチベーションが上がったらジムの練習に活かしてみて下さい。

ボクシングの教則本

ボクシングパーフェクトマスター (スポーツ・ステップアップDVDシリーズ)

こちらは元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士さんの教則本。
パンチの基礎やコンビネーションなどをDVD付きで解説してあるのでお得な本となっています。

入門書としてはかなりおすすめ。

まったく新しいボクシングの教科書 《誰でも、パンチ力が2倍・3倍になる!》

世界チャンピオンを育てた著名トレーナー、野木丈司氏が書いた本。
「パンチ力をもっと付けたいっ!」という方には特におすすめの一冊です。

ボクシングだけでなくキックや総合をやられている方にも活かせる内容です。

「打ち方」を学ぶということでは一読しておいた方が良い書。

DVDでよくわかる もっとも新しいボクシングの教科書

こちらも野木氏の本。
DVDが約87分も入っており、これだけでも買う価値あり。
※ナレーションなし文字のみ。

はじめよう!ボクシング―井上尚弥実演

今ではボクシング界の時代の寵児である、井上尚弥選手の写真付き教則本です。
テーマは「キッズのためのトレーニング方法」ということで書かれています。

「打つ」「よける」と超基本の「き」についてやさしく解説してあるので
ジムに通い始めたビギナーの方にはおすすめです。

DVDでわかる! 勝つボクシング 最強のコツ50 新装版 (コツがわかる本!)

日本大学ボクシング部監督、梅下新介氏監修の教則本です。
日本アマチュアボクシング界における世界大会のコーチを経験されている筆者。

書かれていることはボクシングの基礎から勝つためのテクニックまでDVD付きで解説されています。

どの世界チャンピオンも多くはアマチュア出身者です。
アマチュアで学ぶことのできるノウハウが本書には詰まっていると思います。

プロの世界チャンピオンが書いた本とはまた違った角度で基礎を学ぶことが出来るでしょう。

川島郭志 ボクシング ディフェンスを極める [DVD]

元WBC世界フライ級王者の川島郭志氏が書いた教則本です。
川島選手は現役時代は防御技術では、史上最高のテクニシャンと呼ばれていました。

本書では攻防一体のボクシングについてわかりやすく解説してあります。
やや中級者向きかも。

昔私も川島氏の運営する「川島ジム」にスパーリング練習しに行ったことがあり、川島会長が実際に私の所属していた先輩部員とスパーリングしていただくこともありましたが、1発も当てることが出来ませんでしたね。

VIVA! BOX MEXICANO (世界を震撼させたVIVA!メキシカン・ボクシング-その究極の強打と至高の技術-)

ボクシング大国メキシコのボクシングノウハウについて書かれた貴重な一冊。
著者の古川久俊氏は元教師のメキシコ在住のトレーナー。

短期間スペイン語をマスターし、現地でメキシカン・ボクシングを学ばれたそうです。
ジムでの指導だけではなく、元世界王者にインタビューしたりや、伝説のトレーナー、ヘスス・リベロに指導を受けるなど、その行動力は見習いたいです・・

メキシコでの8年の集大成がこの書というわけです。

モチベーションを上げてくれる自伝本

ここからは世界チャンピオンの自伝本になります。
チャンピオンの自伝は何よりも面白いです。
読み物としても十分です。

また、ボクシングをやっている方であれば練習へのモチベーションアップに繋がります。
その理由としては、

  • チャンピオンの考え方が学べる
  • チャンピオンのボクシングや生活への姿勢が学べる
  • チャンピオンの練習への取り組み方や練習方法が学べる

など、こういったことが参考になり勉強になるからです。
「私はこういう考えでやっていたけど、甘かったな」という反省に繋がります。
この視点から一度好きな選手の自伝を読んでみてください。
なにか新しい発見があるかもしれません。

怪物

今では誰もが知る日本ボクシング界史上最高の逸材、井上尚弥選手の半生を描いた書。
どのようにしてアメリカデビューを果たしたのかや、試合の裏側などテレビでは知ることの出来ない部分が描かれています。

モハメド・アリ語録[世界を揺るがした勇気のことば150]問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ

単純に読み物として面白いと思います。

「人生はボクシングに似ている。問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ」

モハメド・アリ

アリの言葉は深すぎますね。

真相—マイク・タイソン自伝

マイク・タイソンは誰もが知っているアメリカの元ヘビー級世界統一王者です。
国際ボクシング殿堂入りを果たしています。

マイク・タイソンが好きな方なら必読の本。
自分の半生をほぼ告白してます。

値段以上の価値があります。
紙だと672ページもあるので電子書籍向きかもです。

プロボクサー 村田諒太フォトブック FIGHT

本書はボクサー村田諒太選手のファースト写真集です。
甘いルックスに強い肉体で多くの女性ファンを獲得していますね。

ボクシングをやられている方の中には引き締まった肉体を目指している方も多いと思いますが、この写真集を参考に村田選手のような肉体を目指してはいかがでしょうか。

101%のプライド

村田選手のファンなら一度は読んでいただきたい自伝。
金メダルから世界王者になるまでのストーリーが描かれています。
語彙力も素晴らしいです。

魂の言葉

辰吉選手の魅力が詰まった一冊。
辰吉ファンなら購入必須でしょう。
写真とともに88の言葉が突き刺さります。

すべては夢の過程だから。

日本人初のWBC名誉王者、西岡利晃氏の自伝。
世界王者挑戦で4度失敗後、王者になった後に7度も世界王者を防衛しました。
ラストファイトの2012年8月に行われたノニト・ドネア王座統一戦は記憶に新しいです。

本書の構成はわかりやすく、西岡氏の人間性も文章から垣間見れます。
諦めないことの大切さ、大事ですね。

心は折れない

元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志選手の自伝です。
内山選手の高度なボクシング技術は圧倒的なアマチュアでの経験に裏打ちされています。
そして、自己管理能力の高さは本当に参考になります。

人としても男としても選手としても尊敬できる選手の一人です。
選手としてやられている方は「自己管理」部分で非常に参考になる本ではないかと思います。

意志道拓

元WBC世界バンタム級チャンピオン、長谷川穂積氏の自伝です。
内容としては長谷川選手の生い立ちやチャンピオンとしての思考が書かれています。

僕は運命を信じない―不滅のボクサー坂本博之物語

元東洋チャンピオン「平成のKOキング」坂本博之氏の自伝。
私の大好きなボクサーの一人です。

2000年に行われた畑山選手とのライト級世界タイトルマッチは日本のボクシング史に残る一戦でした。
4度世界に挑戦するもタイトルは獲得は出来ませんでしたが、圧倒的な人気を誇っていました。

壮絶な半生と生き様が伝わってくる一冊。
現在はジム経営の傍ら全国の児童養護施設を廻っているそうです。
日本のボクサーを語る上では絶対に知っておいて欲しい。

無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアノ

歴代の世界ヘビー級チャンピオンで唯一全勝無敗まま引退をした、ロッキー・マルシアノのノンフィクション評伝です。※現在無敗の連勝記録はフロイド・メイウェザー(50戦50勝)に抜かれています。

タイソン、モハメド・アリは知っていてもこのロッキー・マルシアーノは知らないという方は多いのではないでしょうか。腕は短い+足は遅いときて、ボクシングには不向きとされていたようですが、強靭なタフネスと強打で連勝していったようです。

もともとはイタリア移民の両親のもとに生まれ、幼少期から野球の道に進みます。
その後は石炭掘りやトラック運転手や靴屋等色々な職を経験し、最終的にボクシングにたどり着きます。
その半生も面白い。

負けたくなかった-具志堅用高、波瀾の半生を語る

今でこそタレントとして活躍している具志堅氏ですが、それ以上にボクサー具志堅用高の偉大な功績は大きいです。
何よりも世界王座連続13回防衛の日本記録は未だ破られていません。
具志堅氏のボクシング哲学など学べる一冊。

覚醒 [ 那須川 天心 ]

2018年末のメイウェザー戦は記憶に新しいです。
※キックボクシングですが入れさせていただきましたご容赦下さい。
キックボクシングとMMAの二刀流で活躍する19歳。
「神童」の強さの秘密知ることができる自伝です。

月刊誌・業界誌やその他

トレンドや色々な選手の情報も分かるので、ボクシングファンだけでなく選手や指導者は必読の書と言えるでしょう。

ボクシングマガジン

ベースボール・マガジン社から出版されている、ボクシング情報雑誌です。
その歴史は古く1956年から…。
※もちろん、日本のボクシング専門誌として一番歴史が深い。

毎月15日発売で980円です。

BOXING BEAT(ボクシング・ビート)

毎月15日発売の月刊ボクシング専門誌です。
※株式会社MACC出版が制作、株式会社フィットネススポーツが発行

もともとは1982年4月にプロレス情報誌『ゴング』からボクシング部門が独立し『ワールド・ボクシング』として創刊されました。
その後、販売元が変わり、2006年『ボクシング・ワールド』としてリニューアルされ、2009年には現在の『ボクシング・ビート』として刊行されています。

第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

 

ボクシングを題材にした文学作品で第160回芥川賞受賞作。
デビュー戦を勝ちはしたが、その後は連敗し自暴自棄になっていく主人公の心理描写が描かれています。

実は初戦は勝ったがあと連敗続き・・・という選手以前私の廻りにも結構いましたので感情移入出来ましたね。
ボクシングをする若者の日常を良く描かれていると思います。

拳の近代: 明治・大正・昭和のボクシング

日本のボクシング史を知るには非常に有益な書。
相模女子大学人間社会学部准教授の社会学者、木本 玲一氏による研究書です。
日本初のボクシングジム「日本拳闘倶楽部」から「拳聖」ピストン堀口(1914~1950)にスポットを当てて俯瞰的に考察された内容となっています。

ボクシングファンの教科書 2018-2019

ボクシング検定の公式テキストブックとなっている本書。
ボクシングのことをあまり良く知らないという方にとっては勉強になる一冊ではないかと思います。

ボクシングがさらに好きになれる一冊。

【番外編】さらにマニアックに極めたい方へ

ここからはさらにマニアックに(科学的に)ボクシング(打撃やメンタル)を極めてみたい人向けの本を紹介します。
※ちなみに私も現役時代はよく読んでいた著者が揃っています。

ここからご紹介していく本の内容は、他のスポーツ競技や日常ビジネスにも応用できるような普遍的な内容となります。

発勁のしくみ

発勁とは中国武術の技術の1つです。
簡単に言えば打撃の相手への貫通をいかに効率的に行うかというもの。
ボクシングのストレートにはこの発勁の要素が大きく絡んできます。
パンチは手打ちではなく、下半身の力から連動で打つものなので、この理論を学ぶことはボクシングに必ずプラスになるでしょう。

「身体意識」から観る天才学 人が偉大になるメカニズムとは

運動科学者の高岡英夫氏の書です。
歴史の達人を例に彼らの「身体意識」の凄さを解説しています。

どんなスポーツでもビジネスでもそうですが、この身体意識は人生において大事なものだと思います。

格闘技の科学 力学と解剖学で技を分析!

理学博士、吉福 康郎氏の書籍はボクシングをやる方にとっては非常に参考になると思います。
本書の中では、

  • サンドバッグが大きく揺れるパンチを顔面に浴びても平気だった。なぜ?
  • 「筋トレでつけた筋肉は役に立たない」という説は本当?
  • 拳が速いほどパンチの衝撃力は増えるの?
  • パンチが当たる瞬間、拳を固く握りしめる意味はなに?

などボクシング経験者でも回答がむずかしい内容について語られています。

格闘技「奥義」の科学―わざの真髄

ボクシングのパンチの項目は少ないですが結構目から鱗の内容でした。
総合的に格闘技の力学について語られています。

「打ち方」についての力学・理論「体の使い方」が勉強になる一冊です。

新版 今すぐ使える メンタルトレーニング 《選手用》

メンタルトレーニング界の権威、東海大学体育学部競技スポーツ学科教授・スポーツ心理学者の高妻容一氏の著書。
日本にメンタルトレーニングを持ってきた第一人者と言えます。

武道の世界では古くから「心技体」が大切と言われます。
技術=テクニックと体=フィジカルは鍛えても、心=?は鍛えている人は少ないかなと。
この点は日本のメンタルトレーニングは世界より30年遅れていると言われています。

実は心は鍛えられるんですね。
スポーツ選手だけではなくビジネスマンも読んで欲しい一冊。

基礎から学ぶ! メンタルトレーニング

こちらも高妻容一氏の著書。
メンタルトレーニングの基礎知識から実践法まで豊富なイラストでわかりやすく紹介されています。
すぐ読み終えることができる内容なので、時間がない人には向いています。
ワークシートもあるので実践に落とし込めますよ。

まずはイメージから

ボクシング本お気に入りの一冊は見つかりましたでしょうか。
ボクシングで大事なのは、たゆまぬ毎日の鍛錬と実践ですが、それ以上にイメージ力が大事だと思っています。

テクニックにしても体の使い方にしても、まずは頭でイメージ出来ていないとそれを実践することは出来ません。
まずは頭でイメージ出来ているからこそ実践で出せます。
だからこそ書籍によってはまずはイメージをつくることから始めていくと良いでしょう。

リチャード
当記事をきっかけに多くの人がボクシングを好きになってくれたら幸いです!






いつもシェアいただきありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
アバター画像
JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。