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世界のインファイターチャンピオンのまとめ
ボクサーには色々なタイプのボクサーがおります。
インファイタータイプ、アウトボクサータイプ、ファイターボクサー、ボサクーファイター、パンチャータイプ・・・
その中でもインファイトだけを貫き通した選手でチャンピオンになった選手は沢山おります。
▼インファイターって何だっていう方のために。
私も以前はインファイターとしてボクシングを行っていたという背景があり、インファイトスタイルを貫く選手には非常に共感を持って観てしまいます。
また、インファイターの試合はとても熱い試合が多い。
世界には多くのインファイターがおり、歴史に名を刻んだ選手が多くおります。
そこで今回は世界の有名インファイターをまとめてみました。
マイク・タイソン
誰もが知るインファイターの第一人者でしょう。
まずインファイトの模範とされるのがタイソンのコンビネーションであったり、防御技術であったりします。
インファイターなら誰もがタイソンを研究すべきです。
ジャック・デンプシー
ボクシングの歴史に名を残した有名なインファイターです。
あのはじめの一歩でも登場する「デンプシーロール」の使い手でありました。
前傾姿勢で上体を∞のようにして防御し、その反動で連打を叩き込むというスタイルです。
リッキー・ハットン(ヒットマン)
イギリス出身の元スーパーライト・ウエルター級チャンピオンで有名なインファイトの使い手の一人です。
中軽量級で絶大な人気を誇っていました。
メイウェザーとパッキャオに負けはしましたが歴史に名を残す試合をしました。
彼の必殺ボディブローはインファイターのお手本になります。
ファン・ディアス(ベイビーブル)
あまりご存知ではない方もいらっしゃるかもしれませんが、元3団体統一ライト級チャンピオンのファン・ディアス選手も最高のインファイターの一人です。
あのブラジリアンボンバー、アセリノ・フレイタスにTKO勝ちしたのをさかいに数々のベルト手にしました。
ファイトスタイルは「ベイビーブル」というようにブルスタイルで突進していくスタイルです。
165センチほどのライト級では小柄な身長ながらも持ち前のインファイトテクニックで数々の相手に勝ってきました。
基本はブロッキングで詰めていって、接近すると止まらない連打とコンビネーションで相手が諦めるまで打ち続けます。
パンチ力はKOパンチャーというほどではなかったので、KO数は少ないですが、手数とスタミナと連打で、判定までいったらほぼ勝つというパターンが多い選手でした。
選手としては、ファン・マヌエル・マルケスに連敗した頃から陰りを見せ始めました。
ただ、インファイターとしては私はファン・ディアスにはかなりの高い評価を置いています。
軽量級のインファイターなら絶対に参考にするべき選手でしょう。
ローマン・ゴンサレス
ローマン・ゴンザレスは日本でもロマゴンでお馴染みの選手でしょう。
ニカラグア人初の世界4階級制覇王者であり、軽量級最強のハードパンチャーといって良いでしょう。
そのボクシングスタイルは完全にインファイターであります。
ブロック主体の前傾姿勢のまま中間距離からじりじりと近づいていき、良いパンチがあたると畳み掛けるようにパンチをまとめます。
アッパーやフックを多用する傾向もあり、コンビネーションが非常に上手い選手です。
フロイド・パターソン
フロイド・パターソンはアメリカの元ヘビー級王者です。(参照:フロイド・パターソン – Wikipedia)
タイソンを育てたあのカス・ダマトがトーレーナーでした。
そのため、スタイルはタイソンと共通しており、小柄ながらもピーカブースタイルで入っていき、強烈な強打を打ち込むスタイルであった選手です。
フリオ・セサール・チャベス
フリオ・セサール・チャベスはメキシコの偉大なスーパーライト級王者です。(*抜けており失礼致しました。)
何よりも凄いのは、その戦歴。
- 89連勝(歴代3位)
- 総試合数116試合(勝ち108[KO87]、負け6、引き分け2)
- 世界タイトル3階級制覇
- 最多世界戦出場数37試合
もはや鉄人・・・。
ファイトスタイルは「THEインファイター」何よりもその強靭なスタミナが凄まじい選手でした。
メキシカンボクサーはアッパー系が得意な選手が多いですが、このチャペスもボディやフックのショートパンチでKOを量産していました。
距離感も抜群で、ただ強引に詰めていくというよりは時より足も使いつつ、カウンターも打てる技巧派ボクサーでした。
余談ですが、息子のフリオ・セサール・チャベス・ジュニアもスーパーウェルター級・ミドル級では身長 185cm リーチ 189cmと小さくない体格ですが、父親ゆずりかインファイト大好きな選手です。
それぞれ動画見たけどチャベスレベルはタイソンだけ
インファイトの神様が入ってないね
みる目無し
神様さま
コメント有難うございます!
「チャペス=インファイトの神様」
仰る通りです。
追加させていただきます!
タイソンはどちらか言うと至近距離よりも中間距離の選手だと思う。
必ずアウトボックスから避けながら一気に突っ込みながらのカウンターできっかけを作るタイプ。
パワーで相手を薙ぎ倒すタイプじゃなくて地味に技巧派のカウンターパンチャーなんですよね。
コメントありがとうございます。
良い視点ですね!