こんな考えを持つ体育会系就活生におすすめしたい記事となっています。
そんな私も大学卒業までずっと体育系学生でした。その後、体育会系のメリットを活かし、一部上場しているIT系営業ベンチャーに入社した過去があります。それらを踏まえてお話しできればと思います。
体育会系学生は、体力や明るい雰囲気、ストイックさなどの強みから就職活動で有利だとされることが多く、面接でも積極的にアピールすると良いでしょう。
しかし、体育会系の学生が就職活動で気をつけなければならない点や弱みの部分はいくつかあります。次のような点に注意が必要です。
以下に代表的なものを挙げます。
目次
コミュニケーションスキルの多様性
体育会系の学生はチームでの経験が豊富ですが、必ずしも全てのビジネスシーンで求められるコミュニケーションスキルが備わっているわけではありません。
特に、ビジネスの場では相手の立場を理解する能力や、柔軟な対話が求められるため、相手の意見を尊重しつつ自分の意見を表現するスキルが不足していると見なされることがあります。
ビジネスシーンで求められるコミュニケーションスキルとは、単に言葉を交わす能力以上のものです。具体的には以下の要素が含まれます。
- アクティブリスニング(積極的な傾聴)
相手の意見や感情を理解し、しっかりと受け止める力。単に聞くだけでなく、相手の意図を汲み取る姿勢が重要です。 - クリアな伝達力
相手に誤解を与えず、自分の意見や情報を正確に、簡潔に伝える力。複雑な情報をわかりやすくまとめる力も求められます。 - 適応力
相手や状況に応じてコミュニケーションスタイルを変える柔軟性。多様な文化や背景を持つ人々との交流や、状況に応じた対応が必要です。 - フィードバックの受け渡し
建設的なフィードバックを行い、かつそれを受け入れる姿勢。改善点を明確に伝えると同時に、他者からの指摘を受け入れ、改善に役立てる力が重視されます。 - 非言語コミュニケーション
言葉以外のジェスチャー、表情、姿勢など、ボディランゲージも重要です。非言語のメッセージを適切に使い、相手に信頼感を与えることが求められます。
これらのスキルは、日常的な対話だけでなく、プレゼンテーションやチームでの協力、顧客との交渉、トラブル解決など、幅広いビジネス場面で役立ちます。
自己主張が強すぎる場合

体育会系の学生は、目標達成のために強い意志や競争心を持っていることが多いですが、これが自己主張の強さにつながる場合があります。
他者の意見を聞かずに自分の考えを押し通そうとする姿勢は、協調性を欠くと判断され、面接などでマイナスに働く可能性があります。
狭い視野
体育会系の学生は、特定の競技や活動に集中していることが多く、そのために視野が狭くなりがちです。
他の業界や業種に対する理解が不足している場合、面接での質問に十分に答えられないことがあります。
また、自身の経験に偏重しすぎて、他の候補者と比較してアピールポイントが薄くなる可能性もあります。
体力重視の評価と専門性の低さ
体育会系の学生は、体力やスポーツマンシップが評価される一方で、知識やスキル、特に専門性が重視される業界では逆にデメリットになることがあります。
体力的な強さがあまり求められない職種では、他の候補者と比べて印象が薄くなる可能性があります。
練習、試合、授業、バイトなど忙しさの中で毎日が完結してしまい、部外の組織やほかの就活生とも交流する機会がないため、情報量が少ない可能性があります。
ビジネスにおけるストレス管理能力の低さ
体育会系の環境では、ストレスを乗り越える能力が鍛えられる一方で、ビジネスの現場でも同様のストレスに対処できるかは別問題です。
これはどういうことかというと、スポーツで経験するストレスとビジネスで直面するストレスが異なるため、必ずしも同じ対応策が効果的とは限らないという意味になります。
体育会系の環境では、身体的・精神的な厳しい練習や試合に対処する能力が鍛えられますが、ビジネスの現場では次のような特有のストレスが発生します。
- 人間関係や交渉のプレッシャー
顧客や同僚、上司とのコミュニケーションで発生するストレスは、スポーツの競技とは異なり、感情のコントロールや対人スキルが重要です。 - 時間管理・タスク管理のプレッシャー
ビジネスでは、多くのタスクやプロジェクトが同時進行し、納期を守りながら質の高い成果を出すことが求められます。こうした「同時処理」の圧力は、スポーツのように単一の目標に集中するのとは異なるスキルを必要とします。 - 不確実性と長期的な成果に対するプレッシャー
ビジネスは、結果がすぐに現れない長期的なプロジェクトも多く、先が見えない中での努力が必要になります。スポーツの試合のように、明確なフィードバックや成果がすぐに出るわけではありません。
このように、体育会系の学生がビジネス現場で成功するためには、単に過去のスポーツ経験に頼るのではなく、新たな状況に合わせたストレス対処法を身につけることが重要です。
自己管理能力が問われる場面では、過去の経験だけではなく、自己改善の努力が必要です。
多様な価値観への適応
体育会系の文化は、競争や勝利を重視する傾向が強いため、協力や共感を重視する職場環境に馴染むのが難しい場合があります。
このような文化に適応できないと、チーム内での関係性が悪化することもありえます。
体育会系学生におすすめの就職支援サービス「アスリートエージェント」

ここで体育会就活生におすすめのサービスのご紹介です。
せっかくであれば、体育会での経験を活かした就職がしたいですよね。
結論、そんな方には、「アスリートエージェント」が1番おすすめです。
おすすめしたい理由としては、以下の点が挙げられます。
具体的にお話しすると、この就職支援サービスは、新卒体育会学生、元体育会就職希望者、現役社会人アスリート、引退したプロアスリートのみを対象にしています。
「スポーツしかしてこなかったので、どんな業界・業種が自分に合うかわからないし、選び方もわからない…。」そんな就活知識が無い方に寄り添っていただけるのが良い点ですよね。
また、10万社以上の一部上場の大手からベンチャーの中から体育会学生の適性に合った限定非公開求人をご紹介いただけるので、闇雲にスカウト紹介が送られてくることは無いので安心です。企業とのミスマッチを防ぐことができます。
企業によっては「アスリートエージェントさんにしか求人は出していません」という企業もあるようです。
さらには、体育会・アスリート専門のプロ就職キャリアアドバイザーの方々がマンツーマンで対応していただけます。体育会人材の強みを活かした形での履歴書作成や求人紹介、選考対策などのPR方法を支援・フォローしてもらえます。
他のエージェントも同様かと思いますが、アスリートエージェントもフィーは採用先企業から受け取っている就職エージェント企業になるので、これらの支援については学生はすべて無料で受けることができます。
以下、無料会員登録後の流れです。
- 日程調整
- キャリア面談
- 求人の紹介
- 面接対策:履歴書の書き方、魅力的な自己PR方法、正しい自己分析、面接対策など
- 内定後面談:ビジョンのすり合わせ
- 入社後のフォロー研修:仕事の悩み、顧客や上司との関係づくりなどフォロー

これだけ至れり尽くせりで、しかも入社後のフォローまで受けられて無料で利用できるなんて、、、驚きです(笑)。私が就活をしていたのは、もう20年近く前になりますが、こんなサービスがあれば真っ先に活用していましたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
体育会系学生は多くの強みを持っていますが、就職活動においてはこれらの弱点を意識し、改善に努める必要があります。
特にコミュニケーション能力や多様な視点を持つことは、ビジネスの場で成功するために欠かせない要素です。
自己改善を図ることで、体育会系の強みをより一層活かすことができるでしょう。
さらに、キャリアコンサルトなどを使って、業界研究や自己分析を徹底しましょう。慢心せず、これまでの経験から自己PRを考えるとともに、業界をしっかり押さえておくことを心がけましょう。
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私は体育会系学生なのですが、就活において弱みやデメリットはありますか?就活で気をつけなければいけない点など教えて!