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学生時代に学校で教えられた「報連相」の重要性はビジネスの現場に繋がってくる

小さいころ良く教えられた「報連相」ホウレンソウ

よく小学校とか中学校、高校時代に「報告・連絡・相談」略してホウレンソウを教えられた経験は誰にでもあるかと思います。

当時は何となくそうなんだくらいにしか聞いてませんでした。

しかし、実際には本当の意味でその重要性に理解したのは大人になって仕事の現場でその重要性を気づくようになってからかもしれません。

「報告」の重要性

報告というのは本当に大事です。

1つのプロジェクトを数人で行っている場合は特にそうですし、お客様に進捗をご報告する際にも必須事項です。

報告だけとってみても本当にたくさんあるので少し洗い出してみましょう。

  • 1日のタスクワークがどれだけ進んだのかの報告
  • 現状でどういう問題が起きているかの報告
  • お客様への進捗報告
  • チームへの進捗報告
  • 上司への進捗報告
  • 結果としての報告
  • 時間などが足りていない時の現状把握のための報告
  • 解決が難しい場合の報告
  • 完了事項に対する報告

など色々な状況における報告があるわけですが、この報告が抜けてしまうと

「あれ?聞いてないんだけど。」

ということが発生してしまいます。

報告をしなければ、関わる人が途中経過が分かりませんから、できているものだという認識で物事が進んだり、本来であれば順序よく話が回るはずが、飛び越えて上に話がいってしまったりする原因になってしまうのです。

だからこそ日々報告というのは必須であり、必ず毎日行っていかなければならないものだと考えています。

「連絡」の重要性

連絡もとても重要なものです。

報告に比べるとそこには完了したことに対する伝言というよりは、途中経過をタイムリーに伝達するための手段というニュアンスが強いものだと感じます。

やはり連絡が事前にあるからこそ、物事へも対処できます。

もし連絡がなければ、事前の改善ができず対応できなかったなどということもあります。

「相談」の重要性

三つ目に相談です。

相談は現状自分では解決が難しい場合に、依頼できるかどうかを確認する時に使います。

相談のレベルはいろいろとありますが、ビジネスの上では自分ができないことは、できる人にお願いをするというスタンスになるので、その場合は相談するしかありません。

相談できない場合は自己解決するしかありません。

学生が報連相を使う場面

今お話しましたように、仕事の場面ではこの報連相が非常に大事だということです。

学生時代に報連相を実践するとすればどのタイミングで利用できたでしょうか。

それはおそらく、教師と生徒の関係性の中での実践や、先輩と後輩という関係の中での実践ではないかと思います。

とりわけ部活動ではそういうことを沢山実践する場面があるのではないでしょうか。

例えば、厳しい部活である場合、顧問監督への報告は大事なことですし、チームメイトへの共有連絡は必ず必要です。

また、何か物を頼むときなどはほかの後輩やチームメイトに相談するケースも多いでしょう。

そう考えると部活動はスポーツや技能を学ぶ以前に、人間関係や集団コミュニケーションを学び、報連相を実践する価値のある場所であったんだと思います。

しかし、果たしてどれだけの生徒がそれを意識して、認識しているでしょうかという話です。

私も高校時代は厳しい部活動に所属しておりましたが、そのような報連相を刷り込ませるような指導はありませんでした。

これは学生には教える大事な事柄だと思います。

知っていることは実践可能ですが、無知では実践はできません。

認識の先にこそ実践ができると考えます。

 







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。