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目標の賞味期限
どんな食物にも賞味期限があるように目標にも賞味期限があります。
あなたという道があるとするなら、あなたの持っている目標は人生の道標です。
道標を立てた時は最初は新品で綺麗ですが、雨や風や砂などにさらされると錆びていきます。
それと同じように人生の道標である目標も持ち続けていると風化して錆びていきます。
目標にも賞味期限があるのです。
目標の賞味期限が来ると・・
目標というものは言い換えれば自分の中の期待であり、楽しみでもあります。
目標の賞味期限が来るというのは、その期待や楽しみが薄らいでなくなっていくことを意味します。
十年前に立てた目標を見返してみるとその中の多くの目標は、消されているか、クリアされているかのどちらかです。
人は年月が変わると成長しますので、当然価値観や目指すものも変化していきます。
そうなると数年所持していた目標に対しても、あまり価値を感じなくなったり、期待値が下がったり、楽しみもなくなったりするのです。
それが目標の賞味期限だと言えます。
目標は賞味期限が来る前に実行する
食物は腐る前に料理して食べてしまわねばならないように
目標も賞味期限が来る前に実行しましょう。
もし、今自分の中で願望としてだけ放置してある事柄はありませんでしょうか。
いつかはやってみたい、かなえてみたい、チャレンジしてみたいと思って目標にしてあるが、ずっと成し遂げられることはなく放置されているリストのことです。
それはそろそろ賞味期限が近づいているかもしれません。
その目標に対して熱意も達成された時のイメージをしてみても何の喜びも感じない、ワクワクも感じないのであれば、それは賞味期限がきています。
思いきって捨ててしまってもいいかもしれません。
大事なのは自分の中の核となるミッションや価値観ですから、目標である手段はどんどん変化させていって構わないのです。
どうしても捨てられない目標は賞味期限が来たら調整させる
けどずっといつかはやってみたいので捨てることはできないという目標もあるでしょう。
その場合は、その目標を少し工夫して調理させるのです。
例えば、食べ物の中には腐らせないために、冷凍にして保存したりさせるように、少し調整してあげることで目標の賞味期限を延ばしてあげる工夫をさせます。
具体的には、目標に具体性がない場合は、クリアしやすいように明確さや期限を設けることです。
また、魅力のある目標に変わるように肉付けしてあげたり、ブランドチェンジさせます。
そこに自分の中の喜びが見いだせるのであればそれは目標の生まれ変わりとなるわけです。
目標設定というのもは人生という名のスーパーマーケットへの買い出しと同じだ
そう考えると、何もないところから目標を絞り出す作業というのは、人生という名前のスーパーへの買い出しのようなものだと感じています。
食材が目標であるなら、それを買うスーパーこそ目標設定になります。
目標(食材)の仕入れ先です。
目標設定をしなければ目標を仕入れられないように、スーパーに行かなければ食材は仕入れることはできません。
目標とは心の栄養です。
だからこそ目標設定は定期的に行かなければいけないということです。
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