バックパッカーズバイブル: ~世界を旅する前に読んでおきたい52の話~ (ジュタカ出版) Kindle版

時間がある学生に勧める。学生のうちにやっておいた方がいい人間的価値を高める3つの方法!

ミスター・リー
もし今から一週間休暇をあげるって言ったら何する?
レベッカ
え?そうねえ、アムステルダムに戻って暫くゆっくりするかな。
ミスター・リー
なるほどね、いやさあ、つい学生時代のことを思い出してね。
レベッカ
大学生時代?
ミスター・リー
そう、あの頃って人生の夏休みって言われるくらい時間あったじゃない?けど、実際社会経験も何もないから将来のために何していいのか分からないというかさ。
レベッカ
私は勉強しかしてなかったわよ笑
ミスター・リー
そこでもし今の大学生とかにこんなことをしといた方がいいよって何かアドバイスしたいと思ってね。
レベッカ
そういうことね。面白そうね、じゃあそれぞれ思いついたこと言ってこうかしらね!

①分厚い本を読もう。人生の糧となるありがたい書籍は人生を変える。

ミスター・リー
まずは学生時代は特に本を読んで欲しい。社会人になると実は仕事で忙しくてゆっくりと腰をすえて読む時間ってなかなかなかったりする。今考えると学生時代が一番本を読んでいたな。レベッカは?
レベッカ
私は授業で使うからよく読んでいたわ。
ミスター・リー
そうなんだね、学生時代それまで全く本には興味はなかったんだけど、自分を変えたいという思いが書店に通い出したきっかけだったな。
レベッカ
これは私も同感ね。本って1500円くらいじゃない?けどそこに数十年をかけた人の知恵や苦労が詰まっていたりするのよね。これってすごい安いわ。
ミスター・リー
そうだね、人が大金をかけて大変な思いをして得た知恵や知識をたった千円そこらで数時間もあれば読めてしまうんだからね。買わない手はない。今って皆ネット動画とかSNSばかり見ると思うけど、やっぱり分厚い本を読み込んでほしいね。
レベッカ
厚い本ってなかなかとっつきにくいけど、まずネットとかではか記載されていない造詣のある知識が得られるわ。

 

数百ページもあるような分厚い本から得た知識や知恵はきっとあなたの人生の財産となると思います。

どんなジャンルを読めばいいかですが、特に決まりはないです。

ただ、娯楽だけで終わるようなものよりかはその先の人生でも活用できるような知恵となるような分野を選びたいですよね。

例えば、健康に関する分野の本、精神に関する本、お金や経済に関する本、これって一生自分と関わっていく分野です。

それは一生ものの知識になるかもしれません。

ネットで得られる知識では限界があります。

ありがたい書籍を読んでみてください。

最初は分からない、理解できなくてもいいです。

読み終えたということが大事です。

 

 

②自分が知らない世界を知るために国内海外を問わず旅に出よう。

レベッカ
二つ目は旅をすることね。実は私たちが出会ったのも旅の途中だったわね。
ミスター・リー
学生時代は特に長い時間がとれるよね。今忙しくてそんな時間はない!っていう人がいるなら、それは一度時間の使い方を考えた方がいいかもしれないね。レベッカは学生の時にアジアを色々と廻ったそうだけど、旅してみてどうだった?
レベッカ
やっぱり、知らない世界を知れたからすばらしい体験だったわね。女一人旅だったんだけど、すごいワクワクしていたわ。世界、アジア諸国についても興味をもつきっかけになったし、頭の中のハードが増えたかんじね。
ミスター・リー
なるほどね。

The world is a book and those who do not travel read only one page.
Aurelius Augustinus

これはアウグスティヌスの言葉だね。

「 世界は一冊の本である。そして、旅をしない者人はその本の最初の1ページだけを読んで閉じてしまうのと同じである。」という意味になるんだ。

ミスター・リー
旅っていっても大それた冒険旅行をするという意味じゃなく、単純に旅行のことだね。世界を知るといかに自分が知らないことだらけなのかってことに気づくし、今までと違った視点や角度で生きるきっかけが得られるんだ。これは本来であれば一番吸収力があって時間のある学生のうちにしておいたほうがいい。

 

③社会へ出る時のための「準備」をする。

ミスター・リー
これはかなりざっくりな表現なんだけどね。学生だと就活がそれになるのかもしれないけど、そうではなんだ。

自分の興味のある分野でバイトをしてみる

ミスター・リー
自分の興味のある分野でまずバイトをしてみてほしい。学生時代って何かしらみんなバイトするよね。
レベッカ
私もカフェでバイトしたことがあるわ。

皆、お金とか家から近いからという理由でバイトを選ぶけどそうじゃないんだ。

将来の仕事の疑似体験をするためにやってほしいってこと。

これを社会に出てからやろうとすると状況によっては結構なリスクがあったりする。

これは早い学生のうちにやっておいた方がいいんだね。

興味のある分野で働いている社会人に会ってみる

これは自分が興味ある仕事やなりたいと思っている職業ですでにそれを生業としている人に会ってみる。

OB訪問というかたちに近いかもしれないね。

実際に仕事内容について聞けば色々な実態を教えてもらえるだろうし、そこできづくことも多いんだ。

レベッカ
ただ、沢山の人に会って話を聞くのでは意味がなくて、やっぱり自分が興味があるところ世界にいるひとに話を聞くことがベストね。

自分の得意なこと好きなことをとことんやってみる

ミスター・リー
学生時代は特にこれに力を入れて欲しいね。自分を知るという意味でもまずは興味のあることに打ち込んでほしい。
レベッカ
そうよね。特にただ好きなことだけをやるんじゃなくて、数年後の自分の就く仕事を見据えたかたちでやってもらいたいわね。それが結果的に仕事につながってくるなら最高でしょ。

キーワードは「本、旅、準備」

ミスター・リー
学生時代ってだらだらしがちだけど、先のことを考えたらやれることって沢山あるはず。
レベッカ
そうね、これって3つとも言い換えれば経験とか疑似体験っていうものになるのよね。これをやっていく先にこれ!ってものに出会えたらラッキーね。

新卒で自分の本当の天職に出会える人なんてそうそういない。

もし出会えたらならそれは準備をしてきた人だ。

ああだこうだ試行錯誤して、そうやって将来は少しずつ年齢とともに固まっていく。

とにかく経験あるのみ。

試行錯誤して迷って間違えてそれで何となく「これかな」というものを見つけていこう。

ここでご紹介した3つはそれを探すためのヒントです。







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。