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【天職の見つけ方】天職はどうしたら見つかるのか?一生モノの職業について話し合ってみた!

天職とは性質や能力に相応しく、一生やっていきたいと思える職業

ミスター・リー
ケヴィン、「天職」って探したことあるかい?
ケヴィン
天職か、自分に理想的な職業は何かはずっと考えたりはするけれど、あるし人生のテーマだよね。

てんしょく【天職】

〔天から与えられた職務の意〕
①その人の性質・能力にふさわしい職業。 「教師を-と考える」
②神聖な職業。特に、天子が国家を統治する職務。
③江戸時代の遊女の階級の一。天神てんじん。

出典:大辞林 第三版

ミスター・リー
天職っていうのは性質・能力に相応しい職業なんだね。だから、自分の性質とか適性や能力に合っていない職業は天職だとはいわないわけだよね。
ケヴィン
そう考えると分かりやすいね。
レベッカ
あと、天職って一生続けていきたいと思える一生モノの仕事のことなんじゃない?だって、途中で変えたいと思える職業なんて天職って言わないわよね?
ミスター・リー
そうだね。「一生現役」じゃないけど、そう思えるくらいに人生を賭けられる仕事こそ天職と呼べるものかもしれないね。

 

「好きこそ物の上手なれ」で考える

アラヤー
日本には「好きこそ物の上手なれ」っていう有名なことわざがあるわよね。
ケヴィン
英語では”What one likes, one will do well”とか、”If you’re passionate about something, you will succeed”っていうね。人は好きなものに対しては情熱的になって努力するから、より早く成長するってことだよね。「好き」を追っていく先にそれが、天職になるという考えは一番合理的さ。
リチャード
英語にはこんなことわざもあるぜ。

Who likes not his business, his business likes not him.
自分の仕事を好きにならない者は、仕事からも愛されることはない。

Ohhhhh I see!(全員)

ミスター・リー
これはまさに鏡の法則だね。結局、時計を気にしながら嫌々やる仕事をやっていても天職なんて見つかるはずないよね。

 

人生の現実は、自分の心の中を映し出す鏡であるという法則

ミスター・リー
どんな仕事で肉体的体力も精神力も使うわけだし、同じ仕事だったら好きに越したことはないよね。同じ仕事なら心がどっしりと重くなるような仕事よりもワクワクした仕事をやりたい。ワクワクを志すことがいかに人生を良くしていくかというのは、『ソース』という本に詳しく書かれていよ。

 

好きを超えて愛している分野を選ぶ。 
レベッカ
どうしても現実的に仕事を選ぶときって会社の待遇とか給料とかで考えがちじゃない。結局継続的に続けられるかどうかって考えたらまた話は変わってくるんじゃないかしらね。
ミスター・リー
好きな仕事はよく「食べていけない」なども巷でいわれているよね。
リチャード
ボクサーの多くもパートタイムの仕事の傍らチャンピオンを目指しているな。
アラヤー
好きなことを追っても結果として継続的に続けられる要素がなければそれは天職にはならないかもしれないわね。
好きな分野の中でも継続的に安定的に続けられるものが天職になり得る。

好きなことがわからないんだけどって人は?

ミスター・リー
そうだね、持論だけど「好き」とは、

好き=情熱があること=興味があること=勝手にフォーカスしてしまうこと
編集長の持論

ミスター・リー
であると思うんだよね。だからこそ勝手にフォーカスしてしまうことってなんだろうなという思考からスタートしていくことが大事だと思うね。
ケヴィン
勝手に意識が向いてしまうものかあ・・・。よーく考えてみると結構あるな。
好きなこととは自分が気づいたら勝手にフォーカスしてしまうことかもしれない。

 

好きであれば不得手でも得意になっていく

人間というものはいかなる場合でも、好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ。
江戸時代末期の志士 坂本竜馬

リチャード
好きだけどもし適性なかったらどうかしらね?センスがないというか、夢追いというか。
ケヴィン
確かにいくら好きで好きで仕方なくても世の中から認められるレベルになっていないと仕事にならないよね。
ミスター・リー
確かにね、ただ最初に下手でも好きで好きでやっていくうちに得意になっていくパターンもあるかもしれない。
ケヴィン
それが結果的に得意になっていたってパターンか。
ミスター・リー
また、最初から得意な分野を職業に選ぶのも重要なポイントかもしれないね。
レベッカ
得意なことって周りからもほめられたり、実績として現れやすいから自分でも認識しやすいしね。
ミスター・リー
そうだね、よく学生の卒業文集で「~が得意なひとベスト3」とかあったじゃない?あれなんてまさに自分の適性を理解するためのヒントだよね。

「好き」と「打ち込む」はコインの表と裏のようなもので、その因果関係は循環しています。
好きだから仕事に打ち込めるし、打ち込むうちに好きになってくるものです
京セラ創業者 稲盛和夫

ミスター・リー
最初は特に興味はないけれどやっていくうちに好きになっていく職業もあるだろうね。
ケヴィン
気づいたら天職になっていたっていうのもあるかもね。
何事も心底それが好きであれば得意になれる可能性は高い。

 

使命を語れるような職業

アラヤー
天職って使命=ミッションとも関係しているんじゃない?
ミスター・リー
それはそうだな。自分が人生を賭けてもやっていきたいこと=ミッションこそ天職かもしれないね。

天職=ミッション
人生の全てを賭けて私はこの仕事を成し遂げる

リチャード
人生を賭けてやりたいことか。

 

自分の能力が一番発揮されそうであろう分野を選び、尚且つ数多く経験する

ケヴィン
僕が以前読んだ『夢をかなえるゾウ』水野 敬也著にこんな言葉があったのを覚えてるんだ。

自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで。せやから、自分みたいなんは──特に、大学卒業してすぐ就職した会社にずっとおって、でも自分がいるべき場所はここやない、みたいに思てるやつは、本気で他の仕事の可能性を考えなあかんねん。それは、『こっちの方が収入がいい』とか『あの会社の方がブランドがある』とかそんなレベルで考えたらあかんよ。自分の能力がいちばん発揮される職種を選ぶんやで。それが見つかるまでは、絶対探すのやめたらあかん。あきらめんかったら、絶対見つかるから。つまり『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。最初とんこつ食べて『そうでもないな』思ても、その後しょう油味食べたら、『やっぱとんこつやな』って思う場合もあるっちゅうことやねん。つまりは『経験』や。全部経験しとるから、選べんねん。自分にどれが向いてるか分かんねん。

出典:『夢をかなえるゾウ』水野 敬也著

 

ミスター・リー
これは心を捉える言葉だね。
ケヴィン
これを読んだ時に確かに!!って思ったよね。

 

  • 自分の能力が一番発揮される分野を選ぶ(適性・能力・興味などを基準に)
  • とにかく上記の分野で幅広く経験しまくる

 

ミスター・リー
この結果自分に合っている人生のラーメン(職)笑 が分かってくるわけだ。
ケヴィン
色々と経験しているからこそ取捨選択ができるわけだよね。

 

参考サイト:好きこそ物の上手なれ - 名言から学ぶ幸せのヒント







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。