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【伝説のリーダー】ウィンストン・チャーチルの映画を観た感想!心が奮い立つ名言の数々

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』を観ました。
公式サイトはこちらから。

それまでウィンストン・チャーチルがどういう人物か、
また具体的になにをしたのかよく知らなかったのですが、
この作品を観ればチャーチルがどういう人物で何をした偉人なのか
十分に理解できると思います。

Never, never, never give up. (絶対に絶対に絶対に降参するな)Winston Churchill

ウィンストン・チャーチルとは?

簡単にご説明すれば、戦時内閣中に活躍したイギリス首相です。
本名はウィンストン・レナード・スペンサー=チャーチル(wikipedia「ウィンストン・チャーチル 」参照)

作品のあらすじ


(左:チャーチル、右:バーナード・マネス・バルーク(アメリカの政治家))

第二次大戦初期、ナチス率いるドイツがヨーロッパで強い影響力を持っていました。
イギリス首相に任命されたチャーチルは、西ヨーロッパの運命を託されました。
ムッソリーニ率いるイタリア仲介で和平交渉を行うか、
それとも徹底抗戦を続けるべきか方針の転換を迫らせていました。

最終的には地下鉄で国民に意見を聞き取り入れ、和平交渉はせずに勝利を目指す信念を変更せず、
降伏しない方針を突き進み、結果成功を手にしたという内容になっています。

心が奮い立つ作品

この作品は既に何回か観ていますが、毎回心が奮い立ちます。
ウィンストン・チャーチルの有名な言葉で、
「Never never never give up.」というものがありますが、
その名言がどういう背景で語られたものかというのを理解するには
この作品は大いに参考になるでしょう。
特に最後の方の地下鉄で国民に意見を尋ねるシーン以降は見物です。

リーダーの苦悩が描かれている

大変な時期の国の首相です。
最初に陛下からチャーチルが首相に任命されるシーンがあるのですが、
チャーチルの気が重い心境などが読み取れます。
映画の中では常に電話で根回しや策略を練り、時にはアメリカのフランクリンに
まで相談をしています。

また、支持される人間もいれば、反対する人間もいる。
常にそれに向き合わねばならないし、気が重く、迷いや大変な重圧やストレス、プレッシャーの
中で夜な夜な考え事をするシーンがあります。
多くのアイデアを考えねばならないですし、意思決定のスピードも大事。
会議、演説、議会、電話、この時代の首相がどういうことをしているのかを
知るには非常に良い作品です。

首相になる前は嫌われ者だった

作品を見る限り感情の押さえがきかない人物だったようです。
そのため、首相になるまでは「嫌われ者」という印象であり、
陛下までチャーチルを「怖い」と感じていたと作品の中で語られています。

葉巻とお酒をこよなく愛していた

朝はスクランブルエッグとスコッチで目覚め、昼からシャンパン、
その後はブランデーとワインをずっと飲むという生活をしていたようです。
葉巻を吸うシーンが度々ありましたが非常に美味しそうに吸います。

遅咲きの苦労人

かのリンカーンもそうですが、首相になるまでのチャーチルは色々と失敗してきたようです。
「もっと若いときに権力を手にしたかったよ。頭も体も動くよく動くうちに」

それまでにも数々の指揮で失敗を重ねてきた背景があったことが
作品中で語られています。

言葉の天才

書斎やトイレや風呂でも常に演説や、発表や、手紙に関する文言を考えているシーンが沢山登場します。
チャーチルがつぶやいた内容を助手がタイプライターで打ちます。
途中、こんな言葉が登場します。

「首相は言葉の天才です」
「彼は言葉という武器を戦場に送り込んだ」
「私の責務は彼らの気持ちを代弁すること」

この時代に国を動かす人間「首相」が言葉や演説を大事にしていたかわかります。
その中でもいくつかチャーチルの印象的な言葉がありました。

心に響いた言葉

作品の中では沢山の心が奮い立つ言葉が語られていましたが、その中でもいくつか良いものをご紹介します。

「我々は必ず勝つ」

リーダーとはなにかということを考えさせられる映画でもありました。
指導者とはどうあるべきなのか。
それはビジョンを心から語ること。
どうしていきたいのか、どうあるべきなのか。
人の心に熱を与えることの重要さが理解できます。

「先祖の遺灰のために神々の伝導のために」
「逃げ出した国に未来はありません」

チャーチルはヒトラーには屈しなかったわけですが、
イギリス国民としての誇りを強く感じる言葉が沢山登場しました。

「国民は常に何かを教えてくれる」

クライマックスで地下鉄で民衆に意見を聞くシーンがあります。
国民が欲していることをリーダーは代弁するということに徹したシーン。
正直ここに一番感動したかもしれません。

何回も見返したい映画

久しぶりに良い映画に出会いました。
チャーチルとは何者か?というだけではなく、
リーダーとはどうあるべきかという部分で非常に参考になる映画です。
定期的に観て心を奮い立たせたいと思います。







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。