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好きなことがないという方へ。自分の中の「好き」を見つけるための7つの思考法【仕事や趣味に活かせる】

ジュタカ
この間、大学生の子と話す機会があって、そしたら「好きなこと・やりたいことが何か分からなくてどうすればいいか」って質問をもらったんだ。
マイケル
へえ、でもそういうひとって多そうなイメージあるよね。僕の周りの友達でも – 例え仕事に就いていたとしても – そういう人は多いし。でもよーく考えてみると好きなことってあまり日常の中では語られない話だよね。友達や家族と「人生の好きな分野」について話し合ったたことは今まであまりない気がする。
ジュタカ
そうだね。なので、今日は好きなことがないという方へ向けて、自分の中の好きなものを見つけるための思考法を簡単に紹介していこうと思う。

「好きなこと」とは、勝手にその物事へフォーカスしてしまうものである

好きなこというのは言い換えれば「勝手にフォーカスしてしまうこと」である。

これはどういうことかというと、
勝手に意識が向いてしまうことだね。
簡単な例で、
例えば同じクラスの中に好きな人がいたとして、気づいたら自分の意識は勝手にその人へと向けられるってことあるよね?
自分が意識しないようにしたとしても勝手に意識が向いてしまうはず。
これこそ「自分の好きなこと」である
視点を変えてみて、そういったことや仕事が自分にはないだろうか。

  • 気づいたらこの本を読んでいた。
  • 気づいたらこのスポーツをやっていた。
  • 気づいたらこんなことをやってきていた。

でもこれは言い換えれば依存症にも言える。
だから、お酒やタバコなどその他、依存度が高いもので考えるのではなく、
ここで言っているのはそういったもの以外での話。

ジュタカ
あなたの勝手にフォーカスしてしまう物事は何だろうか?

 

好きなことには情熱があるはず

「好きなこと」「好きな物事」には人は勝手に情熱がわいていく。
逆に嫌いなものごとに情熱をわかせることは難しいね。
好きなことには誰よりも負けたくないと思うでしょ?

これこそ情熱

「情熱」という文字は熱い感情と書くよね。
だから、好きなことをやっていると気持ちが熱くなって熱中してしまうはずなんだ。
もし気持ちがあつくならないのならそれは好きでない可能性があるかもしれない。

ジュタカ
あなたの情熱は何だろうか?
今まで何に熱くなってきただろうか?

好きなことには「自然に」研究心がわく

好きなことというのは自ら進んで勉強したいと思えるものだよ

ポイントは勝手にしたくなるということ。
そのことを追求して上手になりたいと思えるもの。
特に高い志を追っているなら尚更。
誰かからやりなさいと指摘されてやるような物事というものは長続きしないし、
やってもつまらない
しかし、好きなことというのは勝手に研究してしまうほど自発的に向かっていける
意欲的に進んでその物事を学ぼうという気になりやすい。
そこには理由はなくただ好きだからという感情で突き動かされることもあるよね。

ジュタカ
今までに自発的に研究してきた分野は何だろうか?そこにヒントはあるかもしれない。

「得意なもの」が「好き」である可能性が高い

物事の中には適性というものがある。
これは才能とかセンスと呼ばれるもので、人それぞれ生まれ持ったものだ。
別に努力したわけではないけどできる」というものになる。
これは誰しも必ずひとつはあるはずだ。
これをやっていれば、当然結果が出るので周りからも認められる。
そのため好きになっていく可能性がある。
しかしながら、センスがあっても実際にそれがあまり好きにはなれないという物事も実際にはある。
だからこちらは一概には言えない。
逆に、最初は不得手だったとしても、好きなことをやり続ければ必然的に得意になる可能性はある。
センスはなくても、好きなことに没頭していれば必然的に上手くなっていくものだ。

もし、自分が人生のどこかに置き忘れてきた「得意な分野」があれば、
それを一度棚卸ししてみてほしい。

もしかしするとあなたの才能が開花するかもしれない。
そして、それが好きになり情熱が向くかもしれない。
それが好きになれないならそれでいいし、また別の好きなことをやればいい

ジュタカ
昔から努力したわけではないけど人から褒められ続けてきたことって何だろうか?

「好きなこと」をやるのが気恥ずかしい

自分の「好きなこと」は心の奥ではうすうす分かっている。
しかし、分かっていながらそれをやれない。
そんなことはあるだろうのか?
本当はそれを一番やった方がいいと自分でわかっていながら
何かに理由をつけてやらないという状況を自らつくりだしているケースだ。
例えば、仕事や家庭を持っている場合、
それを手放して好きなことに飛び込むのには勇気と決断とリスクが必要になる。
周りからの理解も得られなければならない。

また、セルフイメージの結果、好きなことに背を向けているパターンもある。
例えば本当は数学が大好きなのに文系の大学を出てしまったばかりに、
自分に嘘をつきながら人生を進んでいってしまっているなどだ。

私・僕はこういう人間だから、これ(好きな物事)はやらない。

ってな感じに。勝手に決めつけてしまう。
周りに流されてきた結果、大好きであるはずのその物事をやるのが気恥ずかしかったり、
何か自分には合わないと感じている場合もあるだろう。

ジュタカ
周りが決めた自分になるよりも、自分が決めた「本当にやりたいこと」について考えよう。

 

時間を忘れるほど没頭できることはあるか

「気づいたら終わっていた」という状況は今まで経験したことがあるだろう。
この状況というのはアインシュタインの相対性理論が説明してくれている。
あなたが大好きな人と一緒にデートをしている時間と、
大嫌いなことを嫌々やらなければいけない時間の速度というのはまるっきり違う。
前者は早く、後者は遅い。

時々、仕事中時計ばかりきにしている人は周りにいないだろうか?

もしあなたがそういう状況である場合、
もしかすると少し仕事内容を変えることを改めて考え直した方がいいかもしれない。
人生のうちのおよそ半分の時間は仕事の時間で占められているからだ

ジュタカ
時間を忘れるほど没頭できることがあるだろうか?もしかするとそれがあなたの好きなことかもしれない。

 

10億円もらってもやりたいことは何か

これは「10億円の質問」と呼ぶ。
自分の中に存在する大きな「なぜ」を探る作業だ。

もし今やっていることが全てお金のためであれば、
こんな質問を自分に投げかけてほしい。

「もし今10億円あったら何をするだろうか。」

お金の先にあるものが好きなことか?

有名な世界ボクシングチャンピオンで資産300億円以上のフロイド・メイウェザーはこう話していた。

デビューした頃私はお金のためにボクシングをやっていた。
そして、チャンピオンになった今お金は手にした。
だが、おれは戦い続けている。

それはなぜかと考えた。
これこそ、ボクシングというスポーツへの愛なんだろうな。

「愛」、それこそ「好きなこと」の究極のかたち。

好き、興味、情熱、熱中、没頭、集中、フォーカス、色々な呼ばれ方があるが、
結局のところ突き詰めると「」ということなのかもしれない。

まず10億円を手にした自分をイメージしてみる。
そのフィルターを通したあとに自分がまだそれをやりたいと思えるかどうかだ。

くだらないとか、さっさとやめてしまいたいなど考えているなら、それは好きなことではないのかもしれない。
お金を度外視したときに見えてくる、物事への愛情こそが本当の好きにつながる可能性は十分にある。
答えは貴方様が見つけ出してほしい。

ジュタカ
お金を超越した「好き」こそあなたの本当に好きなことである可能性は高いはず!






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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。