本気で彼女が欲しいならこれを読むべき
巷には数々の恋愛本がありますが、手っ取り早く彼女が欲しい!と願う20代の男性にはとてもとっつきやすい本ではないかと思います。
理由としては、理論だけでなく行動の参考にもなるからです。
実際に著者がどういう行動をして結果的にどう失敗したか具体的な例を出して記載してあるので、行動の参考になりやすいと思います。
本書を読むことで彼女ができない苦しみをまずは共感できる世界があるということに気づくでしょう。自分だけじゃないんだと。
内容の方はコミカルにギャグも交えながら非常に読みやすい書籍となっています。十年くらい前に読んだことがありましたが、あらためて読んでみると、なるほどなあと思うことも多く、恋愛本としては王道の一冊なのではないかと思います。
理論は机上の空論ではなく、実践に基づいている
書籍の中には「お持ち帰り三大理論」とか「恋愛五大陸理論」といった興味をそそるような理論の数々が登場する。
中には半分ギャグかと思うようなツッコミどころのある理論も多いのだが、全部そういうわけではなく、なるほどと思うものも多い。
それは、実際に著者がもてなかった過去があり、大学時代もてるために奮闘し失敗を繰り返した末に導き出された知恵がふんだんに書かれている。
友達ではなくオスであれ
「良い男友達」ではなくオスでなければならないと筆者は語っています。
よく「軽い男」は嫌われるという先入観は世の中にはあるが、これはもてるためには間違いで、軽くなければもてないといえる。
彼女をつくるというひとつのプロセスにおいて、軽さというのは非常に重要であり、ここが重いとなかなか彼女はできない。
この点において本書では非常にわかりやすい文章があったので抜粋したい。
初対面で誠実なキャラを打ち出していくのはリスクがないようで、実は大きなリスクがある。それは、いざ口説こうとしたときに、「トモダチ」から「オス」へのキャラクターチェンジをしなければならず、そのときに「何こいつ色気づいてんの?」となって、女に嫌われるケースが多々あるということだ。同じ嫌われるのであれば、最初から嫌われてた方が時間の節約にもなるし効率も良い。 初対面から「綺麗だ」「可愛い」「好みのタイプだ」を連発せよ。軽い男と思われてもかまわない。むしろ、軽い男と思われた方が「好き」「付き合いたい」というセリフを冗談っぽく会話に投げ入れることができるので、女を口説く上で有利に展開できる場合もある。 また、日本最古の恋愛テクニックと言われている「押して引く」を使うときも、まず最初に押さなければ引きようがないのである。
出典:『LOVE理論 』水野敬也 著
とあるように男女における駆け引きというのも、こちらから仕掛けなければ引きもできない。こちらが先に仕掛けるからこそ上手い老獪な駆け引きが可能になるわけだ。
好きな人がいた際に、友達で終わってしまうというのはよくあることだ。
大事に行き過ぎたあまり、結局なにもアクションを起こせずに終わるというパターンである。しかし、そうではいけない。
ここでいうオスに最初からなっておけば、キャラをつくりかえることはなくなる。最初から楽に運ぶことができる。
この点を本書は非常に分かりやすく説明している。
強引さは悪ではない
「強引=無理やり」というイメージがあるかもしれないがそれは違うようだ。
お前も次の言葉を聞いたことがあるだろう。 「女は強引な男が好き」 では、強引とは何か? 強引の定義とは、「女に言い訳を与えられる力」である。
出典:『LOVE理論 』水野敬也 著
本書で語られる強引さとは「女に言い訳を与えられる力」だそうだ。
「女性は押しに弱く強引な男性に惹かれる」とはよく聞くものだが、しつこくするあまりに嫌われたら嫌だとなにもしない男性は多いだろう。
強引にも2種類存在し、ポジティブな強引さとネガティブな強引さがある。
ポジティブな強引さはここで語られる、女性への言い訳を与えられる力であり、頭の良い強引さだ。逆にネガティブな強引さは、ただ単に力ずくでのしつこいやり方である。
女性は素晴らしい
本書の最後にこんな素晴らしい言葉がある。
今から言うことは、この世界における、偉大な真実の一つだ。女は、好きになった男の全てを好きになる。ブサイクであっても、チビであっても、デブであっても、貧乏であっても、バカであっても、歌を歌えなくても、走るのが遅くても、女は惚れた男の全てを好きになる。 この世の中には、キムタクよりお前の方がカッコイイと言う女が必ずいる。それほどに、女は、自分だけの物差しで男を見ている。それが女という生き物なのだ。 これは気休めでもなく、善意のウソでもなく、現実として、世界は、そうなっていた。 この事実を知ったとき、俺は、本当に生きていてよかったと思った。
出典:『LOVE理論 』水野敬也 著
女性は好きになった男性の全てを好きになるというのは真実です。
どんなに自分に嫌なところがあったとしても、それを含めて好きになってくれる。だからこそ、女性は偉大であり、男性の救いであると私は考えています。全くそうだな、と。
女性は自分だけの物差しで男を見るというのは真実だと思います。
行動に移せるところからやってみる
本書を読んで見れば、必ずどこかで「これならできそうかな」「これやってみたいな」と思うページがあるはず。
そうしたらそれ1つでも実行に移せれば本書を手にとった意味はあるはずです。
一番ダメなのは読むだけで行動に移さないこと。
読んで何かしらの気付きがあったら必ずなんでもいいから行動して欲しいと思います。
今できるところから始めて行きましょう
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