バックパッカーズバイブル: ~世界を旅する前に読んでおきたい52の話~ (ジュタカ出版) Kindle版

ほとんどお金を使わずに世界中を旅する方法

お金を使わずに世界を旅したトミスラブ・ペルコさん

ミスター・リー
お金を使わずに世界を旅することはできると思う?
ケヴィン
え?そんなことできるの?
ミスター・リー
トミスラブ・ペルコさんという方がTEDで実は語っているんだ。これをまず観てくれ。

出典:How to travel the world with almost no money | Tomislav Perko | TEDxTUHH

ケヴィン
Awsome!本当にいるんだねそんな人。

どんな方法で移動したの?

ミスター・リー
あらゆる方法を使っているのには驚いたね。

私はトム、クロアチア出身です。この数年間私は世界中に住んできました。旅行し、ヒッチハイクしたり、車、トラック、馬、バイク、ボート、バス、電車で移動してきました。

ケヴィン
馬って笑

旅する前は何をしてたの?

ミスター・リー
旅に出る前がすごく興味深い経歴を持たれているんだ。

旅を始める前、私は株のブローカーをしておりまして、9時から5時まで働き、多くの報酬を得ていました。しかし2008年に経済が悪化、不況の波が押し寄せて私は仕事を失いました。お金も底をつきました。そして生きる目的を失ってしまいました。

ケヴィン
株のブローカーからバックパッカーか!すごい転身だね。

どうやって費用をおさえたのか?

ミスター・リー
とにかくヒッチハイクを使ったようだね。
ケヴィン
ヒッチハイクかあああ。確かにお金はかからないわ。
ミスター・リー
あとはカウチサーフィンだっていってたね。

滞在中はほとんど人の家のソファで寝かせてもらいました。人の家を転々とソファに寝かせてもらいながら移動する「カウチサーフィン」が素晴らしいと思うのは、まず第一に無料であり、その土地で多くの異なる視野を学ぶことができることです。ホテルに泊まって一般的な旅行ツアーに参加したなら見ることができなかったことを体験できます。泊めてくれる人が地元の人が行く場所に連れていってくれる。1人でその土地にいたなら、決して知ることがなかったであろう場所に。

ケヴィン
宿代はこれでおさえられるものね。
ミスター・リー
あと驚いたのはテント笑

テントさえあればどこでも眠ることができます。大きな街では公園で眠ります。寝袋をマットレスにしてこのように。

ケヴィン
こりゃお金かからないね。

お金が無くても旅はできるという真実

ミスター・リー
トミさんはカウチサーフィンで話した方から2つのことを学んだそうだね。
  1. 勇気がある人しか旅行できないなんて嘘。少しだけえいやっと見知らぬ場所に飛び込む勇気。
  2. お金が無くても旅行はできるということ。

旅行にかかる主な費用は大きく3つに分けることができます。まず交通費、滞在費、そして最後のカテゴリーは食費等その他もろもろの費用です。
そして世界からの旅行者は、これら3つのカテゴリーで発生する費用を最低限に抑えることさえできれば、自分の街に定住している状態よりも、さまざまな土地を訪れながら旅をするほうがよっぽどお金がかからないと教えてくれました。
彼らの教えを胸に、その後5年間かけてほぼお金をかけずに世界中を旅しました。

ケヴィン
少しの勇気とお金がなくてもmrleeいう真実ね。これは実際にミスター・リーも経験済みだよね?
ミスター・リー
そうだね、物価の安い国にいくとそれは思ったね。実際には一日千円以下でも十分にその土地で滞在できたりできるんだ。だから、結局国と場所さえ選べば自分の街にいるよりもお金がかからずに世界を旅できるという状況が手に入るんだね。

世界は恐ろしい場所だという固定概念

ミスター・リー
またこんなことも語られている。

当時の私にはそんな勇気はありませんでした。世界はとても恐ろしい場所だと思っていました。少なくともメディア、教育システム、家族、教会等々多くの場でそのようなメッセージを受け取りますよね。私は自分が慣れ親しんだ環境を離れ、たった1人で見知らぬ世界へ出かけるなど恐ろしいことだと思っていました。

ミスター・リー
やはりメディアを通じて潜在的に世界=未知なる恐ろしい場所だという固定概念が存在するんだね。

旅をしてどんなことを学んだのか

ミスター・リー
詳しくは話されていないけれどいくつかのことは語られているね。
  • 個人的な生き方や自分の成長について学んだ
  • 万人に共通することを学んだ
  • 人々の噂を信じてはいけないという教訓
ケヴィン
それなりに考えることはあったようだね。

外に出て、人生を謳歌し、自分の限界に挑戦するんです。

ミスター・リー
バランスを保つ人生についても触れていた。ひとつの場所にいながら日々刺激的に生きることね。

二十年後、やったことではなくやらなかったことを後悔するだろう。

ケヴィン
なんか旅に出たくなってきた。ヒッチハイクはしないけどね笑






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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。