バックパッカーズバイブル: ~世界を旅する前に読んでおきたい52の話~ (ジュタカ出版) Kindle版

海外で現金盗難に遭った場合

結論

結論現金は戻ってきません。

そうなんですね、海外旅行保険では、現金は保険の対象外です。

現金、小切手、クレジットカード、自動車・原動機付自転車以外の運転免許証、定期券、コンタクトレンズ、義歯、船舶、自動車、原動機付自転車、動物、植物、稿本、設計書、商品もしくは製品等、業務の目的のみに使用される設備もしくは什器等、データ・ソフトウェア・プログラムなどの無体物、危険な運動(ピッケルなどの登山用具を使用する山岳登はん、ハンググライダー搭乗など)を行っている間のその運動のための用具、ウィンドサーフィンやサーフィンなどの運動をするための用具などは含まれません。

参照:損保ジャパン日本興亜 「保険金をお支払するケース」

大体どこの保険会社も上記と同じようです。

私の大失敗

実はですね、先日大きな失敗を犯してしまいました。

現金の盗難被害にあったんですね。

しかも、借りているアパート内です。
今いるアパート内というのは、サービスアパートといって、
洗濯、掃除、食器洗いなど全てやってくれるシステムになっています。

で、一時帰国のためにいつも現金を入れてあるスーツケースから現金を取り出そうとした時です。

「あれ?ない?」

いつも入れてあるはずの場所に現金が無いんです。

「あれ〜どこいったかな〜」

少しテンパりながらも、もう一回探してもありません。

入れてある額はいつもメモしているので、見返すと、

日本円43000円、タイバーツ1600Bでした。

合計にすると約50000万円ほどです。

さすがにその時ばかりは動揺しましたね。

今まで半年以上ここ(ベトナムのアパート)にいてそんなことなかったですから。

疑いたくはないですが、疑わざるを得ないのは、ここを出入りしている人間になります。

サービスアパートですから、エアコンの点検の人間も、そういう類の修理の人間も、

管理人も、掃除のスタッフも、管理会社の人たちも、誰でも入ってこれちゃう環境なわけです。

で、ちゃんとそれは想定してスーツケースにはロックをしていました。

パスワードは000で。

これがまずかったんでしょうね。

念のためロックをかけているようにごちゃごちゃにしていたわけですが、

それでも気づいたんでしょう。000でいけると。ちょろいなと

でちなみに、パスポートとかクレジットとかはそのままで、

現金の入った封筒だけきれいに拉致られていた感じでした。

まだ面倒は少ないですけどね。

けど、クレジット番号とか個人情報とかバンバン見られているわけで、それもかなり危ないです。正直、クレジットに書かれた番号がわかればネットで物は買えますからね。

どうしようかもう何度も考えを巡らせました。

そして、この大失敗を機に対策を練りました。それは、

  1. 海外ではできるだけ現ナマを持たない
  2. バックのロックは面倒くさがらず徹底管理する

ということです。もともと、被害の原因は、

  1. 大金を所持していた
  2. ロックを000にしていた

この二つが大きなところであり、この二つさえクリアになっていれば盗られていた可能性は非常に少なかったかと思うのであります。そもそも今までずっと旅をしてきて、5万円近い現ナマを盗られたことはなかったし、海外では現ナマをできるだけ持たないようにとは頭ではわかっていても、どこか緩んでいたんだと思いますね。

そもそも、所持金が少なく5000円ほどであれば、被害にあっても大きな痛手はなかったであろうし、ロックをもっと複雑にしていれば、そもそも開けられることはなかったのかなと思います。この二つが失敗の原因だったかと。。

しかし、だが、あくまでも毎月料金を支払っている安全であるはずのアパートの中であり、外で置き引きにあったとか、明らかに自分に非があってというのではないだけに、、非常に歯痒いですね。嗚呼、私の5万円。。5万円あれば色々なことができたななんてことに考えを巡らせてしまいます。

この記事を読んだ方には同じ失敗をしてもらいたくない。

私のこの失敗をぜひ参考材料に海外にいる際は、自己防衛していただければと思います。5万円分以上の価値となるように。。

3年前の窃盗事件を思い起こす

実は3年前に世界一周をしていた時に、ホーチミンでも窃盗事件に遭っているんです。
この時は完全に私が悪いところもあったのですが、
奇しくもこの時の被害総額も約5万円だったんですよね。

それとも単純にこの国では我々のような外国人が狙われやすいだけでしょうか。
まあ、けれど大損失にはなっていないだけまだ有難いと思いたいと思います。







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。