【ウェブ】web技術の基礎についてこれでもかというくらい分かりやすく解説

ウェブとはそもそも何か?

ウェブとは「World Wide Web」の略で、つまり「世界中にある巣」みたいな意味になります。
簡単に言えば、世界中の人へ自分が書いた文書を公開して皆に閲覧してもらうシステムの略ですね。
ウェブサイトのURLが「www」から始まりますよね?
あれはここからきています。

ウェブページ上の文書は「ハイパーテキスト」と呼ばれます。
これが凄いところは、紙の文書と違い別のサイトへ飛ぶこと「リンク」が出来ることです。
これを「ハイパーリンク」と言ったりします。
なので、ウェブページにリンクがなければ世界中につながることはできません。
これが出来るかこそハイパーなのであり、ウェブページが世界基準とされる理由です。

もともとウェブは研究目的でつくられたものだった

もともとウェブはCERN(欧州原子核研究機構)のティム・バーナーズ・リーさんによって開発されたものでした。
なので今のように一般的には使われるものではなかったのですね。
※各国の実験者同士が文書を共有するために開発されたようです。

ウェブの原型となるのが「ENQUIRE(エンクワイア)」というシステムです。
その後にそれが改良されワールド・ワイド・ウェブが生まれました。

逆にインターネットは別の目的で開発されており、
世界中のコンピューターをネットワークでつなげることを目的にしていました。
ARPA(アメリカ国防高等研究計画局)が開発したARPANETが最初であり、
そこから徐々に世界に広がり現在のインターネットとなっていきます。

開発目的はインターネットとウェブは違ったというところは興味深いですね。
最終的には、コンピューターネットワークとウェブ文書は一緒になったわけですが、
もともとは違ったものだったのですね。

ウェブにはどんな使われ方がされているのか?

ウェブで思いつく使われ方はまずはハイパーリンクを使った文書や画像でしょうかね。
最近では動画の普及によってウェブサイトの表現の幅がかなり広がっています。

次にユーザーがウェブブラウザを利用してメールやチャットなどを行いますが、これは「ユーザーインターフェース」機能といいます。
ブラウザを通じてユーザーがサーバーからの情報を手にする方法です。
※これはハイパーリンクを用いた機能です。

またはスマホ向けのアプリなどソフトウェア同士がデータの送受信をするものもありますよね。
これをプログラム「API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)」といいます。

ウェブブラウザはHTMLという言語で出来ています

ウェブブラウザはHTML(Hyper Text Markup Language)という言語で出来ています。
「エイチティーエムエル」といったり、「ハテマラー」と呼んだり地域によって呼び方は違います。
私がいるアジアではハテマラーと呼ぶ人が多い気がします。
日本ではエイチティーエムエルと呼ぶことが一般的です。
例えば各国にその国の言語があるように、ウェブという国があるとしたら、その領域における言語みたいなものですね。

このHTMLは「タグ」というもので作られています。
そのタグには一つ一つに意味があります。
詳しくはここでは省きますが、このタグでつくられた言語はマークアップ言語と呼ばれ、
この文書の固まりを「コンテンツ」と呼びます。

これらをユーザーに分かりやすく表示されるものが、
「ウェブブラウザ」になります。
簡単に言えば、Internet ExplorerとかChromeとかFirefoxといったものですね。

ジュタカ
あなたは今この文書をどのブラウザで読んでいますか?

ウェブブラウザにコンテンツが表示される簡単な仕組み

ウェブブラウザにコンテンツが表示されるのは「Webサーバー」から情報が送られてくるためです。
必要な情報はウェブサーバーに格納されています。
ユーザーはウェブブラウザから操作してウェブサーバーにある必要なコンテンツを取得するイメージですね。

ウェブサーバーからウェブブラウザにデータを送信する手順を「HTTP(Hyper Text Transfer Protpcol)」といいます。これはどのブラウザ環境(Internet ExplorerとかChromeとかFirefox)でも同じです。
簡単に言えばサーバーからブラウザへの送信手順の名称ですね。

ユーザーがウェブページを見る際には「URL(Uniform Resouce Locator)」をブラウザへ打ち込みますよね?
これがサーバーへどんなコンテンツを取得するかの指定方法になります。

例えばこのページなら、

URLの指定
https → httpsというプロトコルでアクセスをしてください。
jutakablog.com → 「jutakablog.com」のウェブサーバーでお願いしますね。
web/basic-technology/ → 「web/basic-technology」ここの中身を開いてくださいね。

こんなイメージです。
ウェブブラウザから指定されたURLがウェブサーバーからコンテンツを転送する流れとなります。

ウェブには2つのページがある

ウェブには大きく分けて2つのページがあります。
それが「静的ページ」「動的ページ」です。

まず静的ページとは何かをお話しますと、その名の通り静的で動きが無く、変化をしないページのことです。
ウェブブラウザからのアクセスで表示されるコンテンツは毎回同じ内容になります。
何度アクセスしても同じ内容が表示されるページと覚えておけば良いでしょう。

例えば、企業サイトなどは毎回紹介する内容は同じため基本はこの静的ページです。
もともとウェブサイトは研究資料を閲覧するために開発されたものであったので、最初はこの静的ページだけ十分であったのですね。

次に動的ページですが、こちらはユーザーがアクセスした際にブラウザへの要求に応じて表示結果が変わるページのことになります。
例えば、一番わかりやすい例ですとヤフーやグーグルの検索エンジンです。
検索したいワードを入力すると、ウェブサーバー側ではウェブブラウザから送られてきた検索内容に応じて毎回コンテンツを作成しますので、検索の結果は変化します。
これが動的ページになります。

動的ページはどのように動いているの?

上記の動的ページは実際にはどのような機能が働いて動いているのでしょうか。
ここで使われるのは、「CGI(Common Gateway Interface)」です。
基本的には「ウェブサーバー=CGI」と考えて良いでしょう。

流れとしては、まずウェブブラウザからCGIへの要求があった場合、次に処理用のプログラムであるサーバーサイドスクリプトが実行されます。
次にウェブサーバー内のデータが処理されブラウザへ送信するという流れになります。

ウェブブラウザ→CGI→プログラム実行処理→サーバー内データ→ウェブブラウザ

という順番になります。

この時のプログラム実行処理にはサーバーサイドスクリプトが用いられます。
サーバーサイドスクリプトとは、ウェブブラウザ側で実行されるクライアントサイドスクリプトとは異なりサーバー側でスクリプトが実行されます。

それが、サーバーサイドスクリプトにはPHP、Perl、Python、Javascriptが利用されます。
反対にクライアントサイドスクリプトではJavascriptがメインです。

ウェブのルールはW3Cにより決められている

ウェブの進化のスピードは早く、数年も経つと色々な技術が使えるように変化していきます。
そのルールや規格を決めている団体がW3C(World Wide Web Consortium)になります。
この団体はウェブを最初に開発したティム・バーナーズ・リーさんが創設した団体です。

W3Cが行っているのはウェブの標準化です。
つまり、どのウェブブラウザで見ても同じようにサイトが表示されて動くように規格を統一しているのです。
これがないと、ウェブ制作者の作成するウェブサイトはそれぞれバラバラの規格で作成することになり、あっちのウェブブラウザで表示されるが、こっちでは全く表示されない、、みたいな問題が起こってしまいます。
ウェブの標準化はそれを無くすことに繋がっています。

ウェブの標準化の目指すもの

それはウェブページの情報に意味付けをする、セマンティック・ウェブを目指そうとする思想です。
そのためには情報にメタデータを付与する必要があります。
するとコンピュータがその情報からユーザーがどんな情報を欲しているのかを察知し、的確に自律的にデータを送信していけるようになります。

この技術が進化すれば検索機能が大きく変わります。
例えば現在「バンコク おすすめ ムエタイ」とキーワードで検索していると思いますが、これが
「バンコクで1日1000円以下でアソーク周辺でムエタイ体験ができる場所」という文書を入力しただけで、
的確な検索結果を表示してくれるようになるのも近い将来は可能になるでしょう。
※2019年1月現在、ウェブ検索ではこのような検索では的確なヒットはしません。

もう一つは「REST(REpresentational State Transfer)」の原則と呼ばれるものがあります。
これは、

  1. 接続性
  2. アドレス可能性
  3. 統一インターフェイス
  4. ステート性

この4つになります。
こちらは開発における設計目標のようなものだと思って頂ければと思います。

ウェブはまだ新しい世界

ティム・バーナーズ・リーさんがワールド・ワイド・ウェブの提案書を出した1990年11月から今日2019年1月までわずか約28年です・・。
まだ半世紀も経ってないんです。
30年弱でウェブの世界は大きく変化しました。
ウェブの業界が生まれ、多くの業種が誕生し、多くの人々の雇用を生み出し、多くの人々のライフスタイルが劇的に変わりました。
そして、世界が変わったとも言えます。
よりグローバル化されました。

ウェブの生みの親であるティム・バーナーズ・リーさんは現在63歳です。
今後さらにウェブは進化していくと思います。

ティム・バーナーズ=リーが示す次のウェブ | TED Talk

新しいことに進んでいく可能性に満ちています。
私もウェブの業界で働く身として、非常にこのウェブの進化には期待しています。
そして、これからもっとウェブの技術や魅力を多くの人に伝えていきたいと考えています。







この記事をSNSでシェアするには以下リンクから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

ジュタカ

海外駐在員として、アジアで働いております。当ブログでは、「世界」をテーマに仕事や旅行情報を個人の体験談を交えながら発信しております。また、「タイ」と「ボクシング」が好きでこの分野の情報も多いです。

【趣味】ボクシング、旅行
【好きな国】タイ、香港・澳門

詳細プロフィールはこちらから