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【学生起業】21歳の起業を志していた若き日の自分に伝えたい起業の方法とやり方と心構え等

21歳の自分に伝えたいこと

21歳私はこの年齢の時に色々と人生のビジョンを描いていました。
21歳というとちょうど世の中は就職活動の時期に差し掛かり学生であれば真剣に進路に向き合う時期になるかと思います。
ちょうどその歳ずっとそれまでプロボクサーや格闘技へのビジョンを描いていましたが、1冊の本をきっかけにビジネスへの興味がわいてきます。

当たり前ですが、当時は社会へ出てまともに働いたこともない学生でしたので、何をして良いのか全く右も左も分からない状況でした。ただ、今思えばあの時にもしこんな風に考えてこういう思考で物事にあたっていたらこんなことをやっていただろうな、と思うことが沢山あります。

学生は時間に大きな自由があります。
そこで本日は、もし自分が21歳の頃の自分に何かを伝えることができるのであれば何を伝えたいか、という企画を考えて記事にしました。

それでは一つ一つ解説していきたいと思います。

とりあえずまずは軍資金を貯めておけ

まずは軍資金を準備しておけ

ということです。
理由としてはやはりビジネスをスタートするには自己資金がある程度必要だからです。
全く資金が無くても投資を受けるという方法もあります。
しかし、ある程度自己資金が無ければ、株式保有の問題や経営する上での方針などでやりにくさが出てくるためです。

資金は自分で出すか、出資者が出すか、どちらも出すかのどれか

  • 100%自己資金だけで行うのか
  • 出資者1人と50%ずつ出し合って行うのか
  • 出資者1人にほぼ70~80%出してもらい、自分は一部20~30%で行うのか
  • 何人もの出資者と20%〜30%ずつ出し合って行うのか
  • 100%出資してもらうのか>ほぼ決定権や決済権限はないと思ってい良い

大事なのはこのどれで事業を立ち上げたいのかですが、やはり自己資金はあるに越したことがないということです。

資金は学生時代から会社に入ってつくる

これはやっておけば良かったなと思っているんですが、学生のうちから会社で働いてしまうということがおすすめです。
そうなると必然的にアルバイトというかたちにはなるのですが、学生の立場で社会人と対等に仕事をしますので、より社会のことを知ることが出来ます。

頑張ればそのまま就職活動せずにその会社に引き抜かれるかもしれません。
色々な働き方がある中で実際に会社に入ることで資金だけでなくそれ以外の大きなものが得られます。

資金集めのための仕事は何でもいいわけではない

ただし、どんな仕事でもいいかというとそんなことはありません。
仕事は慎重に選ぶ必要があります。例えば以下の項目を満たす仕事がおすすめです。

  1. ビジネス戦闘能力が上がる仕事
  2. これから事業としてやっていきたい分野の仕事
  3. 会計・金融・不動産・労務・法律などの会社運営に直結する仕事

これらの現場で仕事をしておくことことによって起業した際にその経験を活かすことが出来ます。
逆に言えばこれ以外の仕事の場合はただお金のための仕事になり、もったいない状態と言えます。

どこで起業するか決めておこう

何を起業するのも大事ですが、それと同時にどこで起業するかも大事です。

  • 国内か海外か
  • どこの国か
  • どこの区市町村か

国によっては扱うサービスなども変わってきます。
あの場所では流行っていなくても、こっちらの場所では流行っているということもあります。

どこで会社をつくるかによって扱うサービスや内容も大きく変わる可能性があります。

投資家・ビジネスパートナーを探そう

ここがとても大事ですが一緒に事業を行うビジネスパートナーを探しましょう。
相手がプロであれば出資だけでなくビジネスのアドバイスや運営なども色々と協力してくれます。

  • 資金調達(出資を受けることが可能)
  • アドバイス(スタート時のアドバイス)
  • ビジネスパートナー(資金を出し合ってビジネスをスタート)

彼らと出会うことで上記3つのメリットが得られます。

マッチングサイト「Founder ファウンダー」を使う

出典:エンジェル投資家からの資金調達&起業家への出資ならFounder(ファウンダー)日本最大級のビジネスマッチング

どうやって投資家と出会えばいいかわからないという方には、おすすめはファウンダーというエンジェル投資家と起業家をマッチングするサイトです。

このサイトを使えば起業する立場としては、エンジェル投資家が見つかるだけでなく資金調達も出来ます。
このサイトを見ていて興味深いのは、投資家の方も常に起業家を探しているということです。
決して起業家だけのサービスではないということ。

投資家は常に経営者・起業家を探している。
その事実を知っただけでワクワクしませんか?

投資家の方は常にブームにアンテナを貼り、新しい事業への参画を計画しています。
そして、同時にその事業を任せられる起業家を探しているという事実があります。

異業種交流会で名刺を配ったりとか、高額の怪しいセミナーに出る必要はないんですね。

SNSを使って協力者と出会う

SNSで探すのもとても有益な方法です。
例えば、私の知人は海外に移住し独立を考えていたそうです。
Facebookで募集をかけて発信したところ沢山の声がかかり、そこで色々な人に会っていくうちに今のパートナーに出会ったそうです。

その方は既に日本で会社を経営されていて、国内投資よりも海外に投資したいということでスタート。
資金を出し合い、現地の行政書士事務所に手続きを依頼して開業しました。

  1. まずは自分がどんなことをしたいかSNSを使って発信する
  2. それに興味を持った投資家と会う
  3. ひたすらそれを繰り返し、一緒にやっていきたい人を見つける

ただこれだけ。シンプルです。

投資には融資と出資の二つがあることを理解しておく

これは学生時代は知らなかったんですが、投資には、

  • デット(debt)負債・・・融資:金融機関からの借り入れになるため返済の義務は有り
  • エクイティ(equity)株主資本・・・出資:借金ではなく返済の義務は無い

この二種類があります。
学生の頃は、融資しかイメージできませんでしたから、大金を借りてビジネスをするなんてギャンブル以外何者でもないななんて思っていたりしました。

しかし、出資であれば株式を発行しそれと引き換えに出資を受けることが可能です。
その分会社の所有権は相手に渡ります。

投資には会社の株式と引き換えに返済義務の無い出資も存在する。

具体的に何をやるかは特に決めていなくても起業する方法

先程のファウンダーのところでも説明しましたが、投資家は既に世の中にアンテナを貼っており、次は何に投資しようか考えています。
出資したい、やることも決まっている、やりたい場所もある、ただ、やる人がいない。というケースです。

つまり、何をやるかは投資家がすでに知っているということです。
簡単な話しですが、投資家に直接聞くというのも手でしょう。

ビジネス素人の人間に比べ、投資家は既に自分でいくつも事業を経営していたりするプロであるケースが殆どだと思います。
彼らの方が「今ここでこのタイミングで何をすべき」というのは既に決まっているケースが多いと思います。
何をすれば良いかは投資家に聞いてしまった方が早い場合もあります。

逆にもう既に会社を経営していて、国内投資よりも別の国に投資したいと思っているケースもあるかもしれません。ただ、そこで運営してくれる人がいないというケースです。その場合は自分が立候補するば良いのです。
何をやりたいのかを考えるあまり時間を使っていつまでもスタートできないのであれば早い段階で投資家と出会いましょう。

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出典:クラウド会計ソフトfreee(フリー) facebook

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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。