7つの習慣ティーンズ【リニューアル版】[Kindle版]がかなり分かりやすくミッション・ステートメントについて書かれていたので(まさにティーンズ版)共有しておきます。
ミッションを持つという考え方はスティーブン・R・コヴィー博士の
『七つの習慣』の中に出てくる第2の習慣でご紹介されています。
具体的にどんなものか
運転するようになったからには、どこに行きたいかを決め、そこに着くまでの地図を描けるようにするのが目的です
目次
ミッションとは?
【ミッション・ステートメント】 ミッションは使命。自分のすべきこと。ステートメントは声明、憲章、などの意
ミッションとは使命のことで、
ステートメントとは声明、声明書、簡潔な文のことを意味します。
まさに意味はそのままです。
これは企業でいうところの理念や社訓などになります。
もちろん、個人でも持つことが可能。
今回は個人が持つためのミッション・ステートメントについてご紹介できればと思います。
私の経験から言って、一番いいのは自分のためのミッション・ステートメントを書くことです。これは自分の信条やモットーみたいなもので、あなたの人生がどういうものかを表す、人生の青写真とも言えます。国には憲法があります。憲法はミッション・ステートメントのような働きをします。アップルやペプシなど、ほとんどの会社にもミッション・ステートメント、社訓があります。ただし、これが一番効くのは人に対してですが。 そこで、あなたも自分のミッション・ステートメントをつくってみませんか?
ミッション・ステートメントとは個人の憲法のようなもの。
何を理念として行動するか
または行動しないかの基準になるものと言えます。
ミッションを持つとどうなるか?
ミッションを持つということは目的意識を持つということになります。
ミッション・ステートメントをつくると、何の役に立つのでしょう? いろいろあります。中でも肝心なのは、自分にとって一番大切なものに気づき、その価値観に従って決断できるようになることです
価値観を持って生きるというのは簡単なようで難しいことです。
しかし、ここがぶれていたり、全く考えていないとどうなってしまうでしょうか?
自分が価値を感じていない事柄に振り回されてしまうことになります。
もし、ある友人からコンサートの誘いがあったとします。
しかし、全く興味がない歌手とジャンル・・・
うん、あなたはどうする?
断りますかそれとも行ってみますか?
それが価値観に沿って決断するという意味の例です。
自分のミッション・ステートメントには、それを通して自分の得意なものが見つかるという重要な面もあります。私が自信を持って言えるのは、誰にでも才能や特技があるということです。天使のような歌声は人々の注目を浴びますが、それとは違う才能もたくさんあります。注目されないからといって、少しも劣ってなどいません。たとえば、聞き上手、人を笑わせる才能、与え上手、許し上手、絵を描く才能、ただ感じがいいというのも才能のうちです
ミッション・ステートメントを持っていると少しずつ自分の得意なことが体感で理解できてくるということにもつながります。
ミッションとは人生の目的ですから、そこに集中していれば否が応でも自分の天啓について考えるきっかけになる。
人生を通じてどうしたいのか、何をしたいのかという問いを突き詰めていくと、
自分の才能は何で、それをどう他者や世の中に分かち合うかという問題意識に繋がっていきます。
その問いこそがミッションを持つことのメリットではないでしょうか。
また、ミッション・ステートメントと木の根に例えられています。
自分のためのミッション・ステートメントは、深く根を張る木みたいなものです。どっしりと構え、どこにも行きません。それでいてちゃんと生きていて、すくすく育っています。 激しく荒れ狂う人生の嵐に耐えていくには、深く根を張る木が必要です。ご存じのとおり、安定した人生なんてどこにもありません
人生には天気が良い時もあれば悪天候の時もあります。
そんな時に根をしっかりと張っているかどうかでその木の成長にも大きく関わってくると言う話です。
根がしっかりとしていなけれな木は倒れてしまうかもしれません。
ミッションを決めないとどうなってしまうのか
別になくてもいいんですが、あるに越したことはないでしょう。
今、あなたが選ぶ道が一生を左右するのです。二つ目は、自分で将来を決めないと、誰かが決めてしまうからです
誰かが決めてしまう・・・
恐ろしくはないですか?他人が自分の人生をコントロールしてしまうんです。
自分が主体的に決めていかなければ他人が自分の人生の主導権をとってしまう。
目的を決めなければ、誰かが決めたことについていくだけ。
ジャック・ウェルチも言っています。 「自分の運命を自分で操らないと、誰かに操られてしまう」
よく「自分を持っている」と言いますが、
自分の軸を持っていないと何に対してもぐらつく原因になったりします。
権威やお金に弱い人はまさにここがぶれている人が多いかもしれませんね。
ミッションの作り方・書き方
ミッション・ステートメントはいろいろな種類があります。聖書の一節のように長いもの、一四〇文字のツイートのように短いもの、詩に、歌に。好きな引用句をミッション・ステートメントにしている子や、絵や写真を使っている子もいます
ミッションに形式はない。
箇条書きでもいいし、話し言葉でもいいし、詩のようなものでもいい。
自分が一番しっくりくる表現が一番だと思います。
自分のミッション・ステートメントを誰かと同じように書こうとしますが、それも間違いです。ミッション・ステートメントにはいろいろな形があります──詩、歌、引用、絵、たくさんの言葉、一つの言葉、雑誌の写真のコラージュなど。これが正しいという方法はありません。他ならぬ自分のために書いているのですから
ビジョンボードと呼ばれる自分の理想とするイメージ写真の寄せ集めを作るというのも
いわば一つのミッション・ステートメントだということですね。
もしそれでも悩んでしまうなら、こんな方法もご紹介されています。
気に入りの引用句を一枚の紙に書き出します。それをまとめたものが、あなたのミッション・ステートメントになります。素晴らしい金言やことわざが励みになる人には、とても効果的な方法です
つまり、自分にしっくりとくる金言やことわざを集めるだけです。
それが同時に自分の価値観になっていきます。
そこで、私もミッションを作ってみたいと思います。
私のミッション、
それはコンテンツを通じて
人生に悩める人の自己実現のお手伝いをすることである。
短い文章ですがこれだけでも十分なミッションになります。
ミッションとビジョンの違いとは?
ビジョンとは=目標のことを指します。
つまり、道標。
数値化できるものが目標です。
逆にミッションは数値化ができないものだと思ってください。
ミッションは目的です。
ミッションが道ならその道標がビジョン=目標ということです。
例えば、先ほどの掲げたミッションでみてみると、
ミッション→コンテンツを通じて人生に悩める人の自己実現のお手伝いをすること
ビジョン→そのミッションをクリアするために有益な書籍や記事を低価格もしくはむ無料で提供すること
となるわけです。
それがミッションとビジョンの違いです。
ミッションは常に見えるところに
ミッション・ステートメントを書いたら、すぐ見られる場所、携帯電話の中や鏡に貼っておきます。または縮小してラミネート加工し、バッグや財布に入れておきます。そうすればいつでも取り出して見ることができます。全部覚えられるなら、それに越したことはありません
目標にも言えることですが、ミッション・ステートメントにも言えます。
毎日何回も見えるところに貼っておくというのがポイントです。
一番良いのはスマホの待ち受けでしょうかね笑
必ず目にします。
人は一度では認識できませんから、
一度決めたミッションは常に自分の近くに置いておき
常に自分にすり込むようにしておきましょう。
ミッション・ステートメントを持つのにオススメの手帳
もうかれこれ10年近くになりますが、
フランクリン・プランナー
という手帳を愛用しています。
この手帳の中には先ほどのミッション・ステートメントを記載するための
リフィルが入っていたり、その他目標設定もできるような優れた手帳になっています。
普通の手帳と比べるとやや値段は張りますが、
自分への投資と考えれば安いものだと思っています。
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