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ビジネス戦闘力とは何か?【株本氏の本を読もう】

ビジネス戦闘力とは何か?

ビジネス戦闘力とは何か?

「ビジネス戦闘力」とはStockSun株式会社代表の株本 祐己氏が提唱している概念です。

株本氏は以下のように著書『稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法』の中で述べています。

ビジネス戦闘力とは?
  • 個としての実力のこと。
  • ヒト・モノ・カネを動かす力のこと。
  • 自分が動かせる資本力の大きさのこと。
  • その者が動かせるビジネス規模のこと。
  • ビジネスで稼ぐための人脈・スキル・実績・経験・人間力をトータルにした力
  • ビジネスの世界で稼ぐための総合力
  • 「個」の力で稼げる力のこと

具体的な定義が難しい言葉のようですが、簡単に言えば自分が動かせる「資本」の大きさのことのようです。

「動かせる資本の大きさ=ビジネス戦闘力」に比例

この話を聞いて、今まで「権力のある人」とか「権威のある人」とか「偉い人」という言葉で片付けていたものに骨格がついたような気がしました。

株本氏は「ビジネス戦闘力」はあくまでも総合力だと述べています。

よくよく仕事では「スキル」が大事だとか「経験」が大事だとか言われますが、どれかひとつだけあっても結果として資本(ヒト・モノ・カネ)は動かせません。全てがバランスよくあることで資本が動かせるというわけです。

『稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法』(株本 祐己著)を読んだ感想

具体例を挙げると

ビジネス戦闘力の具体例
  • 従業員(スタッフや部下)を多く抱えて、人的リソースを動かせる人
  • 企業の決裁権を持っている役職者
  • いくつもの工場や商品や人員を動かせる人
  • 仮にたとえ年収は同じでも、大きな資本を動かせる人の方が「権威」がある(つまり、権威≒戦闘力の高さ)
  • 仮にたとえ年収は同じでも、給料で1千万円もらっている人と、役職が高く部下を持ち会社を経営して役員報酬で1千万円の人では圧倒的にビジネス戦闘力が差がある。
  • それがたとえ支出でも使える資本が大きい人ほどイニシアチブ(主導権)が取れるのでビジネス戦闘力がある。
  • 仮にたとえ年収は同じでも、1千万円のフリーランス(業務委託)と役職が高く部下を持つ1千万円のサラリーマンではビジネス戦闘力が違う。

なるほど。この視点で考えるととてもわかりやすいですよね。

そう見てみると「お金だけじゃないな」ということがわかります。

動画の中でも語られていましたが、給料が高いことは大事ですが、20年後〜30年後に「お金だけあって他は何もない」とかだと寂しいですよね。

やはり、一緒にはたらいてきた仲間や、培ってきた人間力があってこそのお金ですからね。

注意点

ビジネス戦闘力の注意点
  • 「年収の高さ」は「ビジネス戦闘力の高さ」イコールにはならない。
  • 「ビジネス戦闘力=仕事が出来るレベル」とはならない。

どうすればビジネス戦闘力を上げられるのか?

ビジネス戦闘力を上げるには
  • 信頼を得て影響力をつける
  • 出世して部下をつける
  • 役職を上げて決裁権を持つ
  • 売上と利益を本気で考えながらウェブマーケティング力をつける
  • 自分が動かせる資本は何か常に考え意識する
  • 自分が動かせる資本をいかに大きくするかという視点を持つ

どうすればビジネス戦闘力を上げられるのか、についても本書では語られています。

その手段の一つにアフィリでウェブマーケティングをきわめるのもおすすめされていますね。

自分の中のマーケティングスキルをアップさせることは、結果としてビジネス戦闘力に直結するという点はとても学ぶべき点ではないでしょうか。

結果どうなるのか?

ビジネス戦闘力を上げるには
  • やりたいことを好きなようにできる人生が手に入る。
  • 個人の力だけでも稼げる力がつく。
  • 社外の人から「この方と話してみたい」と思われるようになる。(※他者は給料額よりマネジメント人数や使える予算の大きい人とつながりたいと思う)

結果として、ビジネス戦闘力があればこの今の時代においては、いい事ずくめです。

個人の力で稼げる時代がきたいまだからこそ、稼ぐことだけでなくこのビジネス戦闘力という本質的な概念を理解した上で仕事に向き合っていきたいものですね。

さいごに「見切り発車はおすすめしない」

以上「ビジネス戦闘力」について見てきました。

さいごに本件に関わる点として見切り発車思考はおすすめしないという点について述べておきます。

見切り発車思考
  • とりあえず飛び出せばなんとかなる
  • とりあえず起業だ
  • とりあえず人脈もスキルもないけど勢いだ
  • とりあえず辞めてビジネスをやろう

こういったなんとかなるという根拠のない自信をベースに「見切り発車思考」をする方は多いと思いますが(特に若い方)あまりおすすめできるやり方でないのがわかるかと思います。

実際に私も20代前半の頃に、この見切り発車思考で新しいことにチャレンジしたことがあるのですが、結果としてうまくいきませんでした。

理由は明白で、そこには人脈も、動かせる資本も、経験も、実績も、スキルも、なかったから、です。
失敗するのは目に見えていますよね。

これらが無いのに見切り発車したところで個人の力で稼げるはずがありません。

実際に株本氏は独立してすぐに月商160万円の売上が作れたと本書で述べられています。

自分の中に確固たる力(≒ビジネス戦闘力)がある状態だったからうまくいったということです。

独立してもうまくいかない人は、ビジネス戦闘力が自分にはどれだけあるのかという視点で自分を見つめてみると良いかもしれません。

これは体感ですが、なにもない所からビジネス戦闘力がたまるのはやはり最低2〜3年くらいは必須ではないでしょうか。

「石の上にも三年」とか「1万時間の法則」とか言われますが、あれって結局のところこの部分にリンクしてくるのではないでしょうかね。







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JUTAKAノマドワーカー
約10年間の海外勤務を経て、海外・国内ノマドワーカーとして独立しました。日本をベースにタイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、フィリピンを拠点に活動しています。