ボクシングのラウンド数と時間は?
基本的にテレビ中継される世界タイトルマッチでは1ラウンド3分の合計12ラウンドになります。
※ラウンドの間の休憩(インターバル)は1分です。
たいていプロの選手は4回戦からキャリアがスタートします。
では、4回戦でも12ラウンドやるのかというとそうではありません。
4回戦選手(C級)の場合は4ラウンドになります。
6回戦(B級)では6ラウンド、8回戦(A級)では8ラウンド、10回戦では10ラウンドです。
国内の日本タイトルマッチはこの中の10回戦になります。
逆に海外の東洋太平洋(OPBF)は12回戦に含まれます。
4回戦 | 4ラウンド | C級 |
6回戦 | 6ラウンド | B級 |
8回戦 | 8ラウンド | A級 |
10回線 | 10ラウンド | 日本ランカー |
世界戦 | 12ラウンド | 世界ランカー |
表にするとこういったかたちになります。
アマチュアボクシングではどうか?
今お話してきたのはプロの話ですが、ではアマチュアではどうなのでしょうか。
アマチュアでは、小学生:1分30秒を3ラウンド(女子も同様)
中学生:2分3ラウンド(女子も同様)
ジュニア(15歳以上18歳未満):2分3ラウンドです。(女子も同様)
シニア(18歳以上34歳):1ラウンド3分の3ラウンドです。(女子も同様)
(※2017年に2分4ラウンドから男子と同じ3分の3ラウンドへ変更。)
小学生 | 1分30秒 | 3ラウンド |
中学生 | 2分 | 3ラウンド |
ジュニア | 2分 | 3ラウンド |
シニア | 3分 | 3ラウンド |
表にするとこんな感じになります。
基本的には3分3ラウンドと考えておけばいいでしょう。
いつから15ラウンドから12ラウンドになったのか?
ボクシングで15ラウンド制度が採用されたのは1930年頃になってからの話です。
19世紀は50ラウンドにも及ぶ試合もあったといわれています。
では15ラウンドから12ラウンドになったのはいつでしょうか。
WBAは1987年、WBCでは1983年にルールが変わっています。
その要因は韓国人ボクサーのキム・ドゥック選手の世界戦の事故がきっかけだとされています。
この事故を境にそれまで15ラウンドで行われていた世界タイトルマッチが12ラウンドに変更短縮されたそうです。
(出典:金得九 wikipedia)
ボクシングの試合時間はどのくらいか?
3分12ラウンドで36分。
これに各ラウンド1分のインターバルがありますので、プロでは合計47分ということになります。
アマチュアでは、3分3ラウンドなので9分。
これにインターバルが同様に1分あり、アマチュアでは合計11分ということになります。
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